2017/2/26

若葉敗退のお知らせ  
 先週、人生初のケータイというかスマホを購入しました。もう持たないとイカンよってことで仕方なしに。
 お店の親切なお姉さんに、通報される寸前なストーカーのように、これなんですかあれどういうイミですかこれ消すにはなにをすればいいんでしょうそもそもこのマニュアルの書いてある用語の索引とかどっかにのっていませんか、など貼りついて聞きまくり、それでも何が何だかまださっぱりわかりません。
 普通ケータイ屋さんって初登録したお客さんには最後に「何かわからないこと、ございますか?」って聞くと思うんだけど、それも聞かれずじりじり後ずさりされて会釈してたから、よっぽど厄介な初心者だったんだと思います、ほんとにごめんね。
 でも日常で全く使っていない単語を並べてある説明文なので、そもそもこれは名詞か動詞かすらわからないレベルなんだよ!
 おまえメアドも番号も知らせないんかい!と思うかもしれない友人諸氏、ほんとに申し訳ないけどまだしばらく言語の壁の前で右往左往してると思いますので、今しばらく猶予をくだせい。
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2017/2/22

裏切るのはどなた  
 ダルビッシュさんがTVで言ってた「努力は人を裏切らないっていうけれど、考えないでやる努力は簡単に裏切る」という言葉が、SNSで話題になってるのを見てきました。
「絵は描き続けば必ず上手くなる」とは限らない、ダルのこの理屈に尽きるだろうって意見。

 野球は、携わってきた人も時間も特別多い知の蓄積が大きいスポーツだから、この言葉はぴったりくる表現だと思うけど、絵を描くケースにそのまま当てはめるのにはちょっと見方が違うかも(個人の意見だYO!)


 上達できるツボみたいなものをたくさん持っている人ってぶっちゃけセンスがある人だと思う、そういう人はほんとにめきめき上達していってすごいな!と思うんだ。
 残念ながらセンスが足りない人間は、知識として地味に手順を蓄積していくしかないと思うのね。知識をある程度蓄えた時、はじめて「あの人のあの時の飛躍はこれだったんか」と気がつくっていう。

 自分のケースになるけど、我が家では姉がすごくセンスよかったんだ。それこそ小学校の低学年の頃から、描く絵もちょっとしたテーブルセッティングもデザインも、ネットのなかった時代、手本になる画像に触れる機会がほとんどなかったにも関わらず、すごくいいものを作っていたのね。
 比較すると、私の方が絵を描くのは好きだったし、何かしら描いたり作ったりしてはいたけれど、まったくもっておそ松でありました。それは良さを見る目、センスがなかったんだなと思うのよ。
 それはもう、知識として気長に勉強して身につけていかなければ、理解することができない問題で、短い期間に剃刀のように上達していく人と比較していってもせんのない事だと思うんだわ。
 だからと言ってその努力が裏切られた状態だとは思えないんだ、これが自分のセンスで進める残念なスピード、と心得が必要なだけで。

 ところで姉も昔は漫画も描いていたけれど、上達が早くて十代でさくっと神絵師になって、その後は興味が演劇や語学に移って、コミュニケーション重視な仕事についた後で広告・編集の仕事に落ち着きました。それは持ってるセンスと培った勉強がうまいこと掛け合わされた、いい仕事だと思ってしみじみ感心したんだ。
 私の方は、残念ながら未だに「一昨年よりは上達したカモヨ!」なレベルの絵を描いているけれど、正直こんな年になっても好きなものに執着できて一喜一憂できることがあるなんて、幸せだなと思っています。

 仕事の手段として絵を学ぶのであれば、規定の時間内に目標とするレベルに達しなくてはいけないから、「努力に裏切られる」人もいると思う。でも就職のためではない絵を描く人にとって、裏切る諦めるというのは本人に任された裁量なんじゃないかと思います。
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2017/2/20

世界の小ささを知っている  
 昨日、絵本作家でイラストレーターのディック・ブルーナ氏の訃報を聞きました。
 最近はパン屋さんのシールあつめて買い物袋をゲットシリーズで毎年楽しみにしていたうさこちゃんの作者さん、ほんとに小さい頃から大好きな作家さんでした。
 やっぱキャラものとしてうさこちゃんのシリーズが強いけど、個人的に小さい頃一番好きで好きでたまらなかったのが、ちいさいおさかなの話でした。
 多分、誰にとっても一番になれない人が、通りすがりの見知らぬ人の親切に心を震わせる心境を描いた話だと思うんだ。
 小さい子どもに、そういう気持ちが芽生えている事が判っていなければ、たぶんあんな話は描けないだろうな。

 子どもの持つ、自力で外に出ることができない小さい世界の中に、せめて暖かい風を通そうっていう絵本は、昔も今もわりと少数派なんじゃないかと思います。どうしても大人の自由な世界、広くて当然な世界を基準に描いてしまいがちだから。
 ご冥福を心からお祈りいたします。
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2017/2/19

本と進捗  
 今日は友達から久しぶりの御本を頂きました。体調崩されてからオフでの活動をお休みしてたんだけど、オンで描きためた作品を二次のイラスト展参加の際にまとめて本にされたそうな。
 美麗な和風イラスト本、嬉かったのよ〜。やっぱ紙の本になるとたまりませんな。


 春のイベント向けのスペ本の下書きがおわりました。セリフもとりあえず打ったから、これからペン入れはじめるYO!
 お話20ページ+4コマ、口絵入れて30ページの本にできたらいいなっと。

クリックすると元のサイズで表示します

 並行してFOUNSのプロットも進めてます。後ろから逆まわりに進める手探り状態だけど、大体のエピソードの順番だけでも落ち着いてくれたら、また前から書きなおせると思うのよ。
 ただ5月はコミティア申し込んでいないので、発行は8月になるかもしれない。やっぱり話が暗転するとブレーキがかかってしまうね…
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2017/2/17

史実と資料の魅力  
 先日買い物にちゃりちゃり出かけたら、道端でばったりお掃除名人さんに出会いました。寒かったんでわーい久しぶりっす!と通りすがって挨拶しただけだったんだけど、わずか2分で名人さん、最近はまって面白かった本を布教用に買ってきたからあげる!と渡してくれました。

 彼女はまるきりカタギの奥さんなんだけど、もしも若い日におたく道に踏み込んでいたら恐らく一世代を築いたであろうなあ!この素早いアクション恐ろしい子!

 と言う訳で、本読ませて頂きました、磯田道史「無私の日本人」。
 おおこれは「武士の家計簿」書いた人じゃん!とわりとつるつる読めたんだ。史実を元にしたエピソードを時代小説風にまとめてあるんだけど、時代小説というより内容は地方の自治体のスタッフから為政者に対してイノベーションを起こしていく社会派ドラマでした。
 現代と事情の違う点がたくさんあるから、それを解説していくために一応小説の形をとっているけれど、堅実にその時代のシステムとか物価とか細かく描写しているのがオタクティヴで面白かった。

 普通の時代劇がもやっと流している時代背景を細かく描くことで、当事者の臨場感を出すって描き方、多分いろんな作家がアコガレながらも情報をかき集めるのが大変だから手が出せなかったんじゃないかな。お好きな方にはたまらないと思います。(そして冒険活劇な時代劇が好きな方からは、多分ナンジャコリャーと言われそう…)

 状況説明の特殊な言葉やセリフを、カギカッコに入れて体言止めの解説を添える書き方、とっても池波正太郎っぽい。文章で読ませる小説というより、物語のイメージをアタマの中で膨らませたいおたくにこそ、受けがよさそうな作品だと思うんだ!ごちそうさまでした!
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