2008/7/12 21:44
カリウムの勉強会 腎臓病
クリニックでの勉強会 第3回目『カリウム』
カリウムは健康な方にはとても大切な物質です。
細胞の中の塩分を細胞の外に出してくれる働きをし、
塩分とカリウムの交換で筋肉の収縮や神経の伝達を行なっています。
カリウム不足は 夏バテや不整脈の原因にもなります。
健康な方は、夏こそカリウム不足にご注意を!!
ところが・・・
余分なカリウムは尿と一緒に排泄されるわけですが
腎臓病になると尿が減るためにカリウムが体内に溜まってしまいます。
そのために『高カリウム血症』になり、いろいろな障害を引き起こすことになるのです。
◎手足、唇のしびれ、だるさ
◎呼吸困難
◎不整脈、動悸、最悪の場合心停止
食事以外にも高カリウムになる原因はいろいろあって、
◎大怪我などによる筋肉の崩壊や内臓疾患、
◎体が酸性に傾く
◎透析不足、便秘
◎高血糖
などがあり、いちがいに食事が原因とばかりもいえないようですネ。
患者からの質問として
「夏野菜が美味しい季節、スイカも食べられないのが辛い」
という意見がでました。栄養士さんは、
「他の野菜とか果物とかの量を調整して 食べることもできますよ」
と説明していましたが 患者は少し不満そう。
院長先生が
「透析中に食べたらいいですよ、または透析前に食べてきてもいいです」
「増えた分のカリウムは透析で抜けますからね」
ということ。
カリウムの増え方は個人差が大きくて、
いくら野菜や果物を多く食べてもカリウムが上がらない人がいるし、
少し食べても跳ね上がってしまう人もいる。
だから、いっぺんに多く食べないで、少しづつ検査結果を見ながらにしてほしい
ということでした。
まあ、ブログ仲間の中には透析中にバナナを食べてる方もいらっしゃいますが(笑)
