今回からオープニングテーマ一新、ということなのですが。
曲自体は悪くない、かな?とりあえず嫌いではないです。ただ第1話で体験したトライアングラーと映像の衝撃に比べると、どうしてもインパクトに欠けるかなぁ、という感はありますね。比較対象のレベルの高さは抜きにしても、映像は少々gdgdになっちゃってるかなぁ。二人の歌姫をフィーチャーしすぎて本編同様アルトは空気化してるし。また、歌詞が重いのも全体的な閉塞感(それが狙いなのだろうとは思うのだけれど)に拍車をかけてるかも。それを打ち破るカタルシスが映像にあるわけでもないし。
基本的に「OPは明るい方がいい」と考えるタチのひと(「2クール目にはシリアスなOPを採用」というのは定石なのですが。そんな感じなのでたいていのアニメのOPは1クール目の方が好きだった、という自分法則が成り立っていたりします)なので、映像、曲、歌詞含めた全体で評価すると、「トライアングラーの方がよかったなぁ」という評価になっちゃいます。そのうち慣れるのでしょうけどね(ギアスの『解読不能』は最後までダメだったのだけど…)。なんだかネガティブなコメントを冒頭から並べてしまってすまないです。以下本編感想。
うひょう、グレイスさんドSすぎ。「自分の力でスターダムへのし上がってきた」と信じてきたシェリルのダメージはいかばかりか。でもアイドルなんてそんなもんだよね、悲しいことに。
前回死亡フラグのフルコースを見事に回避したものの、やはりオズマさんはしばらく戦線離脱か。んー、今後金龍隊長コースにならなければ良いが…。
シェリルが服用してた錠剤はマジで「薬」だったのね。以前までのグレイスさんや、錠剤が登場しだしてから体調を崩し始めたシェリルなどを見るに、どう考えても毒薬っぽかったけど、それらは全部ミスリードでしたよ、と。完全に引っかかっちゃったなぁ。
ミシェルも疑問に思っていましたが、“動物の体液や血液からしか感染しない”V型感染症にシェリルが感染していたのはなぜでしょうかね。考えられる筋は二つあって、ひとつはスラムでグレイスさんに拾われる前、フツーに体液やら血液に接触して感染しましたよ、という説。ただ、作中で「滅多なことでは感染しないだろう」といわれている以上、こちらのセンは薄いかな。もうひとつは、グレイスさんに拾われた後に感染した、という説。というよりは、「グレイスによってウイルスを注入された」といった方が正しいかな。「スラムでたまたま拾った子供がたまたまV型感染症の感染者だった」とするよりは、「スラムで拾った子供にグレイスさんがウイルスを注入して、実験体とした」という方が自然かと(展開的に。ミもフタもねーですね)。言い方は悪いですが、それこそいくらでも代わりのいるストリートチルドレンなのですし。人体実験の試験体としてはうってつけ…なのでしょうね。
となると問題となってくるのが、「V型感染症とはどのような症状を引き起こす感染症なのか」ですわな。ヒュドラの件から考えるに、「凶暴化」という作用がひとつ、挙げられるのかな。しかしグレイスさんは「あんさん、死にまっせー」って言ってるわけだし、「凶暴化させつつ、やがて死に至る病」なのか?でもシェリルが凶暴化してる様子はないし。「人間が感染する」ことに意味があるのか?だいたいなんで“V”型なんだ、このアニメで“V”といったらアレしかないじゃないか。そんな単純なものなのか?「バジュラ化させる作用がある」(あるいは、「バジュラを生み出す能力を持たせる)なんて解答で正解なのか?というか研究チームの中にランカの母(みたいな雰囲気をかもし出す、14話で出てきた人。名前忘れた)がいたのだけれど、やはりランカも実験体とされていたのか?今までのバジュラとの接触時のランカの身体の反応、および「リトルクイーン」という呼称からして、「ランカは『バジュラを生み出す能力を植えつける』V型感染症の実験体の成功作(シェリルは失敗作)である」…とまで決め付けるのはこじつけが過ぎるか。その場合、ランカの母は実の母親ではない…のかな?
あるいはランカの母がバジュラのクイーンであり、その娘であるランカにはもともとクイーンとしての能力が備わっており、シェリルは彼女の能力を人工的に再現しようとした実験体である、という説。あ、コレは結構合ってそうな気がする(なんかアニメの感想のたびにそんなことを書いているような気がする…バンブーとか)そうなってくると、ランカの母はV型感染症の研究者ではなく、「V型感染症の発生源」だったのではないか、という気すらしてくる。研究者に自らウイルスを提供していたのでは、と。コレが今のところイチオシの説ですね、俺的には。仮定に仮定を重ねた説ですけど、一番ソレっぽいので。
傷心のシェリルに手を差し伸べたのはアルト…かと思ったらお前かよ矢三郎!しかもシェリル気絶しちゃってるし。これはあまりにもシェリルが不憫すぎる。そして矢三郎が悪役すぐる。前回登場時から別人のような嫌なヤツになってしまった矢三郎。やはり立場上、アルトに対してはかなり複雑な思いなのだろうね。それとも、彼もまた敢えて「悪役を演じている」のかな?
しかしこのタイミングでアルトの早乙女家との確執を解決させるのか?なんというか、他の問題のスケールが大きくなりすぎたおかげで今更「親との確執」を持ち出されても…という感もある(自分探しと言いかえることも可能か)。ただ最終回付近までこの問題を先延ばしにしてしまうと、それはそれでもっと疑問符のつく展開になりそう、同じ理由で。結局はこのタイミングしかないのかな、コレについては。早かったら早かったでそこでアルトというキャラクターが完成されてしまって、それ以上の成長がなくなってしまうし。うーむ、難しいね。
そんな感じで今回もシェリルを助けられず、「ランカを守る」というオズマから託された役目すらもいつものようにブレラにかっさらわれ、今回もいいとこなしのアルト。いい加減この展開も飽きてきましたな…。数話に渡って主人公の活躍がない、というのは結構こたえるものですね。次回あたりがアルト、シェリル、及び最近の鬱展開にとってのターニングポイントになってくれればいいのですけど。予告もそれっぽいし。
今回のクラン・クラン大尉 あと眼鏡
絶対領域で悶死…げふげふ。えー、今回は大尉、眼鏡ともに大活躍でしたね(棒読み)。眼鏡がシェリルのために錠剤を調査していると知ってちょっとだけ嫉妬する大尉がもうかわいくてかわいくて。やっぱり大尉は未だに「眼鏡はシェリルが好き」だと思ってるのかな?
そして、眼鏡。今回の彼は男を見せましたね。
「本当に想っているからこそ、言えないこともある…しかし、できることはあるさ」
カッコいい、カッコいいぞ眼鏡。今回のお前は「名脇役」の称号を負うに足るナイス脇役だったぜ。そして願わくば、そのセリフにもう一人に対しての意味が込められていることを(彼がそれを自覚していることを)。今回は眼鏡割れなくてもよい。