2006/4/28

HOTなワイン〜ワインとアルコール度のお話  ワインの雑学

ワインティスティングの時、”This is hot.”なんていっているのを聞いたことありませんか?
これはワイン用語で“アルコール度が高い”ことを意味するんです。
70年代には12%以下だった赤ワインのアルコール度、その後、上りに上り、
現在では16%を超えるワインも珍しくありません。

そこで疑問。「では、アルコール度が高いとどうなるの?何で高くなったの?」

まず、飲める量が減ってしまいますよね。昔は3杯いけたのに、最近では2杯飲むと、
真っ赤とか…

HOTなワインは、市場でもHOTです

アメリカのリサーチでは、“好まれるアルコール飲料”に、ビールを抜いて、ワインが名乗りを上げました。これは、決してアメリカ人が飲ん兵衛だからではなく、アルコール度が高いワインは、
ボディがしっかりするからだと思われます。酸味とボディがバランスよく並んだ時、そのワインは
リッチで口当たりの良いものとなり、いわゆる「おいしいワイン」が出来るからです。

また、最近日本でも良くお目にかかるようになった、新世界のワイン達ですが、カリフォルニア、
南米のチリ、オーストラリア等々、いずれも太陽がサンサンとふりそそぐ地域。
強い日差しは、葡萄をおいしくしてくれる代わりに、糖度が高くなり、糖分がアルコールに変化します。これら新世界ワインのテロワール(土地独特の味とでも申しましょうか)は、この強い日差しから作られるのです。

例えば、熟しきらないカベルネ(ソーヴィニョン)の味は、ハーブ、芝、グリーンビーンや
アスパラガスと言った、緑の味。でも、熟した葡萄は、もっともっと複雑でリッチな味わいです。
そこで、葡萄栽培者は、葡萄が熟すまで収穫を待つ → 日照時間が長くなる → アルコール度が高くなるのです。

フランスのワインも例外にもれず、そのアルコール度は確実に高くなっています。 (アメリカのように、ラベルへの記載義務がないので、表示されていませんが、意外と高いんですよ〜)
一部の人は、グローバル・ウォーミングのせいだと言っていますし、世界の味のトレンドを左右するワイン評論家達が、こぞってR・パーカー氏に代表されるような、しっかりした味を好む事が、その理由に挙げられるかもしれません。

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以上、サンフランシスコ・クロニクル紙の記事からの抜粋ですので、大雑把な内容になってしまいました。もっと詳しく読みたい&ついでに英語の勉強をしたいと思われる方は、こちらの記事をどうぞ〜。Body heat Rising alcohol levels change wines' taste
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2006/4/13

ありがとうございます  生活雑記

ご訪問くださいまして、ありがとうございます。
大変申し訳ないのですが、明日から2週間ほど、ワイン・ブログをお休みさせていただきます。

3月1日から始めたワインブログ、好き勝手書いているのに、読んでくださる方々がいて
くださって、本当に感謝、感謝です。(実は1,2月の日付は、ワインを飲んだ日付なんです。
ブログの日付の意味も良く知らぬまま、始めた私って無謀なやつ?(*^ ^*)

稚拙な私の文に対して、暖かいコメントを頂き、それを励みにまた書いて…。 同時に、
皆様のブログにお邪魔して、色々とお勉強させていただいたことで、世界が広がりました。

お休みの間、一生懸命ワイン・ネタを拾ってきますので、これからも、どうぞよろしくお願いします。
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2006/4/12

レッド・スパークリング〜赤の世界へようこそ♪  Sparkling Wine

まだまだ知名度の高くない、レッド・スパークリング

ドイツではワインメーカー達の冗談の種にされ、アメリカでは80年代に出回った安物のせいで、
甘いポップ・ソーダの様な飲み物と…言う、悪いイメージから脱出できていません。

でも、所変わってオーストラリアでは、美味しいレッド・スパークリングが目白押し。
1900年初頭から研究され、改良されてきたその味は、シラー葡萄特有の、
リッチでコンプレックスな大地の風味。しかもバブルの影響でフード・フレンドリーなので、
一度味わったら忘れられないこと間違いなしです。

数少ないながら、カリフォルニアにも、オーストラリアに引けを取らないレッド・スパークリングが
存在します。それもそのはず、オーストラリア出身のワインメーカー達が、手がけているんです。

Geyser Peak Winery Sonoma County Sparkling Shiraz / $30
レッドプラム、ベーコンとイーストの香り。味はプラムにブラックカーラントの風味。
時間を追うごとに味の変化を楽しめます。

NV Wattle Creek California Sparkling Shiraz / $35
ブラックベリーの風味と香り。それにラズベリーと大地、黒胡椒の風味が添っています。

飲みクチがいいので、ガンガン飲めるのですが、アルコール度が15%以上と高いので、
気がついたら飲みすぎ…なんて事のないように要注意です。
生産数が少ないので、中々手に入りにくいとは思いますが、話の種に、一度試してみてくださいませ〜。

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2006/4/11

風邪引きと Delectus〜リング  Red Wine

連日の雨のせいだろうか、ベイエリアでは風邪が流行っているようだが、私もトレンドに乗り遅れる事無く、週末、みごとに風邪にノックダウンされ、寝込む羽目になった。

どこで拾って来たのか、強烈な風邪菌で、すごい熱。喉はイガイガ、でも鼻から息が出来ない
ので、非常に苦しい〜。日本の薬を飲んだのだが、とてもこの菌には対抗できない事を知り、
バッファローに頼んでアメリカの薬を買って来てもらった。

服用した薬は夜用のもので、4時間ごとに2カプセルを土日続けて飲んだ。
…結果、48時間ほとんど眠り続け、起きていたのは食事時の2,3時間のみだったと思う。
覚えているのは、日曜日に料理の鉄人アメリカ版を見たことだけ(^^;)
薬漬けになるって、こういう事なのかなぁ…なんて思いつつ、夢と現の間をさまよっていた。

『風邪菌保持者に接触したのは、多分火曜日のバスの中。
遠くで誰かが咳をしていたっけ・・・。

咳とともに放出された風邪菌が、バスの中をふぅわり、ふぅわり浮きながら
私の近くまで漂ってくる。それを一息に吸い込む私。

喉の粘膜に付着したそれは、生暖かい環境の良さに狂喜乱舞しながら、
忽ちのうちに何百万倍にも増殖し…。』

ホラー映画の世界である。


月曜日、直った気がしてちょこまかと動いていたら、また熱が出た。しつこい風邪菌だ〜。
香りもわからず、味も判別できない私を尻目に、バッファローが堪能したのは、デレクタス。

2002 DELECTUS Dog-Gone Good
Napa Valley / Red Wine (Merlot, Cabs, Petite Sirah) / 14.9% / $45
香りも味もブラックベリー・パイ、グラファイト、白胡椒が少々との事。
病人を前に、決して美味しいとは言わなかったものの、美味しかったらしく、
一人でボトル3分の2を空けていた。(事実は語るのであ〜る)

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味覚と嗅覚が使えないワインライターは、陸に上がった河童君。お仕事にならない…って事で、
今は只、この恐るべき風邪菌が、バッファローにうつらない事を祈るのみである。

たしか風邪の潜伏期間から発病まで、1週間ぐらいだったような?
時計が刻々と歩みを刻んでいる…。まるで貞子のテープを見てしまった人の気分。
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2006/4/10

サンフランシスコのお勧め酒店  日本酒・焼酎の話

ワインやお酒を買おうと思った時、良く行くのがジャグ・ショップ(The Jug Shop)と
トゥルー・サケ(True Sake)。どちらもオーナーが、その道の鉄人!

The Jug Shopでは、カリフォルニアワインを始めとして、オーストラリア、NZワインが充実!
値段もとてもリーズナブル。
近々店舗を近くに移転予定だそうで、先日、倉庫に眠っていたオーストラリア・ワインの試飲会が開かれました。今行けば店頭に、秘蔵されていた面白ワインが並んでいるかも。

マネージャーのチャック氏は赤褐色の髪で恰幅の良い体型。バッファローが言うに、
「彼はお客さんが求めているワインを、一番上手に探してくれる」そうです。
お店のスタッフ全員、ワインに対する造詣が深いのですが、特にチャック氏は秀逸。
彼を見かけたら、自分の好みの味と値段を伝えて、面白いワインを開拓してみてください。
Pacific@Polk St.

TRUE SAKEはとってもおしゃれな日本酒専門店。
その品揃えは、日本の酒屋さんに負けていません。一歩足を踏み入れると、
ここホントにアメリカ?って思えるほどのコレクションの数々。
あまりに多すぎて、どれにしようか迷った時は、オーナーが色々とアドバイスをしてくれます。
彼は一見クールですが、お酒の話になると熱く語ってくれます。
Hayes St.で、近くにおしゃれなブティックも多いので、週末に遊びに行くのにぴったり♪
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2006/4/7

紀元前からの製法〜ショーン・サッカリー・ワイン  ワインメーカーのお話

サンフランシスコから車で約1時間15分、海岸に沿って1号線を北上すると、見えてくるのは
ボリーナス湾。海に囲まれた小さな街に、ショーン・サッカリー氏のワイナリーがあります。

サッカリー氏のワイン作りは、普通と違っていて、収穫したワイン葡萄を少なくとも24時間、
自宅の庭に寝かせます。
この製法は、ギリシャでB.C.700に書かれた詩に既に載っており、19世紀半ば迄使われていた、古くからの作り方。様々な文献を独学で勉強し、現代に再現させた、彼独特のワイン製法です。

クラッシュした後の葡萄液は、口の開いた木桶にいれ醗酵させます。
星とユーカリの木に見守られた葡萄液は、土地独特の味、テロワール(Terroir)を身にまとい
サッカリー氏特製のおいしいワインが生まれるのです。
(8月〜9月ごろ、彼のワイナリーの側を通ると、なんともいえない美味しい香りが漂っています。)

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自宅の敷地内だけでは手狭になったという事で、現在新しいワイナリーを、自らの手で建築中。私達が訪れた時は、スタッフの皆が一休み&ワイン・テイスティング中でした。

サッカリー氏は、とてもおだやかな声で話す、素適な紳士。
フランス語を自由に操り、作り手仲間もスイス人やロシア人と国際色豊かです。
とてもフレンドリーな人達なので、笑いにあふれるとても楽しいひと時をすごしました。

残念ながら、彼のワイナリーは一般には開かれていないのですが、メーリングリストの方や、
アポイントによって、見学できるとの事。NapaやSonomaにあきてしまった…という方は、
「日本から来ました!」とアポをとってみては如何でしょうか。
http://wine-maker.net/

2000 Sean Thackrey Sangiovese AQUILA
Eaglepoint Ranch Mendocino County / Alc: 14.3% / $45 (for year 2002)

バッファロー曰く、「カリフォルニアのサンジョベーゼの中でも、最高峰の中の一つ。」
サンジョベーゼとしては、酸味がこなれていて、とてもマイルド。
普通、サンジョベーゼはレッド系のフルーツ味なのですが、彼のワインは、ブラック・ベリー、
ブラック・チェリーの風味。一口一口が、常に変化して、違う味が楽しめます。

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ちなみに、2001 Sirius($45) は、パーカー氏が96ポイントつけてます。
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2006/4/6

焼酎〜日本の優しさにふれた時  日本酒・焼酎の話

ちょっと濃い目の和食の時は、焼酎♪
「小鹿本にごり くろ」を飲んで、旅先の九州での事を思い出しました。

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夫バッファローと、一昨年、日本縦断旅行をしたのですが、あちこちで日本の人々の
やさしさを再確認できた、とてもいい経験でした。

その中でも、とってもびっくりした経験が、熊本での出来事。

夜8時頃、バッファローが仕事のメールをチェックする必要にせまられたものの、
旅先なのでPCなんて持ち歩いてない。そこでインターネット・カフェを探したけれど見つからず、
駅前の怪しいピンク色の「インターネットあります」の看板につられて入ろうとした、その時…。

突然声をかけてきたパンチパーマのお兄様がいました。
「探し物?」と聞かれたので、事情を説明したら、「車に乗りな!」。

まぁバッファローの方が身体が大きいし、日本なので、少なくとも命の心配は無いだろうと、
車に乗せて頂きました。
「駅前よりも、XX通りの方が色々あるんだ」という説明を聞いてるうちに、
あれ? XX通りを過ぎちゃいましたよ?

…ここで、ちょっと心臓がドキドキし始め…。

土地勘が無い所なので、すんご〜く長く感じたのですが、多分5分後ぐらい。
着いたところは、3階建ての四角い建物。

なんと!ご自分の事務所でPCを使わせてくださったのです。以前、仕事でパラオに住んでいた
そうで、迷子の外国人(&日本人)を見て、放っておけなかったようです。

昔バッファローが日本でヒッチハイクした時、泊めてもらったり、ご飯をご馳走になったりしたという経験談を聞いていましたが、見ず知らずの人間に「ほいっ」と気軽に暖かい手を差し延べて下さる
その優しさを実体験して、とても感動しました。

一期一会。旅の醍醐味です。
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2006/4/5

大きなプティ・シラー〜Nothing petite about Petite Sirah  Petite Sirah

パワフル”なワインが飲みたいなぁ、という時はPetit Sirahがお勧め。

プティ・シラーは、昔のカリフォルニアで、ジンファンデル葡萄と間違えられていた時期もあるそうですが、今ではその存在を立派に認められ、P.S. I love you と自らを呼ぶグルーピーがいるぐらい。そのビッグなボディーとダークな色合いに特色があります。

2004 Rosemblum Cellars / Petit Sirah
Pickett Road / Napa Valley / Alc:16%

プティ・シラーは、まずその色合いの濃さを楽しむのが、お約束♪
グラスの向こう側が透けて見えない、濃い紫色を堪能した後に、香りのチェック。
さすがに16%なので、アルコールの香りも強烈。
ブラックベリーとバニラの甘い香りに期待が広がります。

そして、一口飲んだ途端、Wow!と言う感じ。
ブラックベリーとチェリーのフルーツ風味。まろやかなタンニン味で、シンプル、
でも、とてもパワフル。樹齢100年の古木から生まれたワインです。

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ケント・ローゼンブルム氏は、去年だけでも40以上のシングル・ビンヤードのワインを作ったという、カリフォルニアでもユニークなワインメーカー。昔は無名の存在だったコントラ・コスト・カウンティーの葡萄を一躍有名にしたのも、彼のワインがあればこそ。

主にジンファンデルとプティ・シラーというパワフル・ワインを作っていますが、メルローもなかなかです。(アルコール度が、軒並み16%前後と高め)

アラミーダ(Alameda)に、とてもフレンドリーな雰囲気のワイナリーがあるので、オークランドから
ちょっと足を伸ばせば、様々なワイン・ティスティングが楽しめます。
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2006/4/4

Bonny Doon〜可愛いラベルのCa' del Soloシリーズ。  White Wine

小さな女の子、Malvasia Biancaちゃんは、Ca’ del Soloの小さな市民。
今日は彼女の初登校の日・・・というのが、このラベルのお話だそうです。

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このボトルは、大抵どのお店にも置いてあるので、目にされた方も多いのではないでしょうか。
可愛いから、覚えやすいですよね。ちょっと、グラスに一杯ほしいな♪なんて時に、ぴったりです。

Ca’del Solo (Bonny Doon)
Malvasia Biance 2005 / Central Coast / 13.0% / $13

ソーヴイニョン・ブランかと思わせる、パイナップル、レモン、芝の香り。
味は、ちょっとビターなまだ青いパイナップルの風味と、ライチの甘さがグッド・バランス。
魚料理や、アジア料理のお供にどうぞ。


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ボニー・デューンは、広報にとても力が入っていて、ストーリー形式になっている
ブローシャーは毎回楽しめます。(今回は悪魔が出てくる怖いお話でしたが・・・)
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2006/4/3

MLB開幕。野球場のワインの味は・・・?  ワインの雑学

いよいよ、メジャーリーグ開幕!
大好きな野球シーズンが始まったので、大喜びのバッファローです。
彼はアスレチックスのファンなので、オークランドによく行くのですが、
私の楽しみは観戦よりも、食べる事♪ ガーリックフライがおいしい〜。

オークランド・コロシアム球場では、A’sブランドのワインが楽しめます。

A’s Private Label Napa Valley Merlot
このメルローはシンプルで、酸味の強いチェリー味。
球場の食べ物とよく合います。特にプリッツェルとベストマッチ。

A’s Private Label Napa Valley Sauvignon Blanc
ソーヴィニョン・ブランはストレートなグリーンアップルの味。
ガーリックフライやソーセージのヘビーな味を、リフレッシュしてくれます。

いずれも、3階のバーに置いてあります♪
多分$6〜7perグラスでしたが、今年から、安いチケットを廃止したりするので、
ワインも値上げしたりして・・・?

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