2007/4/30

ワインとチョコレートのほろ苦い関係  生活雑記

ワインが好き♪
チョコレートが好き♪
一緒に味わったら至福の時?


殆どの場合、ワインとチョコレートは合わない…というのが本音の所。

例えば、チョコレートとの相性がいいとの「伝説」を持つ、カベルネ・ソーヴィニョン。
両方を舌の上で一緒に味わうと…

大概チョコレートの味が強すぎて、ワインの持ち味を吹き飛ばしてしまうし、
場合によっては顔をしかめたくなるような後味を残す…なんて事も。
両方が溶け合って、お互いの味を引き立たせるような相乗効果は、残念ながらナシ。
どちらかが主役となってしまいます。

大量販売されている、薄味のチョコレートで試しても同じ事。
ミルクチョコレートは糖分が多すぎ、赤ワインのフルーツ風味を打ち消してしまいます。

どうしてもワインとチョコを一緒に楽しみたい場合は、
セミスイートか、ダークチョコ、それもカカオが60%以上使われているものが無難。

ワインはチョコレートのデザートと同じくらい、またはそれ以上に甘いものがベター。
ポート酒やマディラ酒、レイトハーベスト等ですかね。


この他、Blakeが推薦したのは、ブルゴーニュのスパークリング
NV Louis Bouillot Perle d'Aurore Cremant de Bourgogne Rose $12
ある日ベトナム料理屋で見つけたのですが、意外なマッチ☆
(詳細は、クロニクル紙のポッドキャストをどうぞ♪)

クロニクル紙上で、スタッフと外部のエキスパートによる
チョコレート・デザートと、ワインのマッチングの様子がレポートされています。
ワインとチョコの関係って、とっても微妙なんですね〜☆

クリックすると元のサイズで表示します それぞれ別個に味わうのが無難なのね〜☆
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2007/4/29

スイートな出会いと、甘いチョコレート♪  生活雑記

大好きなブログの一つ、My Lovely Life
サンフランシスコ在住の、vivianneさんのブログです。
優しい語り口に、いつも癒されている私。

とっても素敵なお人柄のvivianneさんと、先週末に、念願かなって初デート♪

長い間「いつかデートしましょうね〜♪」なんて言いながら、
なかなか実現しなかったんですよね☆
楽しい時間を、どうもありがとうございました。

スイートな出会いの場で、vivianneさんに頂いたのは
Cocoabella の、と〜〜〜っても美味しいチョコレート。
スイス、フランス、ベルギー、イタリア、USA…
色々な国のチョコレートがつまっている、箱いっぱいの「幸せ」です♪

クリックすると元のサイズで表示します お店 @ 2102 Union St. SF


チョコレートつながりで、こちらはブレイクからもらったチョコを、二つほどご紹介☆

Joseph Schmidt Confections 春のベストセラー。
ラズベリー、ココナッツ、オレンジ等、7種類14枚のチョコレート入り。
花形のボックスは手作りで、とっても奇麗。ただ今、再利用の方法を考え中です。
可愛すぎて捨てられない〜☆

クリックすると元のサイズで表示します お店 @ 3489 16th St.

Moonstruck のこちらは、母の日のギフトチョコ。
(多分ブレイクはそれを知らずに、見た目が可愛いから買ったみたい。)
ラズベリー、レモン、ミント、オレンジ味が、それぞれ2個づつ、計8個入り。
昔のボンネット帽子をモチーフにした、手作りのチョコレートは、
食べちゃうのがもったいないくらい精巧なつくりです。

クリックすると元のサイズで表示します お店 @ 全米各地
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2007/4/26

世界に羽ばたけ、日本のワイン Koshu  White Wine

甲州キュヴェ・ドゥニ・デュブルデュー 2005
この舌をかみそうな名を冠した、白ワイン。
今着々と世界のあちらこちらで認められつつある、日本のワインなんです。

鎖国が解かれた後、1860年代頃からワインに目覚めた日本。
フランスをお手本に、せっせとワイン作りに励んできました。
でも悲しいかな、葡萄や技術は輸入できても、天候までは持って来られません。

1ヶ月以上続く雨季、収穫時期には台風襲来。
昼間暑いのは歓迎ですが、夜になってもクールダウンしないので、
ストレスを受けない葡萄は、どうしてもぼやけた味に…等々。
日本のほとんどの土地が、ワイン葡萄の栽培に合わないのです。

そんなわけで、カベルネ・ソーヴィニョンを初め、シャルドネなどなど
日本で作られたワインは、味の割りに、値段が高いという感がぬぐえません。

なんとか気候に合った葡萄はないのかと、周りを見回せば…。
やはり日本の気候には、日本の葡萄。
というわけで、日本でベストのワイン葡萄は「甲州」種。

しかし、これまでも、甲州種によるワインは造られてきましたが、
雨が多いせいか味が水っぽく、退屈な味☆

そんな中、フランスの権威、デュブルデュー氏を招いて造った
Koshu Yamanashi Cuvee Denis Dubourdieu
ソーヴィニョン・ブランのような、クリスプでグリーンな風味。

普通、繊細な和食には、白ワインではパワフルすぎますが、
この甲州キュヴェ・ドゥニ・デュブルデュー2005 なら
シンプルな焼き魚にもぴったり合う事、間違いなし!

またアルコール度が10%と低いのも魅力的。
これならデリケートな和食の風味を損なうことなく、心ゆくまで楽しめます。

クリックすると元のサイズで表示します 2005 Koshu Yamanashi Cuvee Denis Dubourdieu

サンフランシスコでは、少々値段がお高くて、レストランで飲むと
ボトルで$40弱、グラスで$9程。
(日本だと店頭販売で\2,000程のようですね)
もし、日本食レストランで見かけたら、ぜひ挑戦してみてくださいませ♪

もっと詳しい情報を知りたい&英語のリスニング力を上げたい方は
クロニクル紙のBlakeのポッド・キャストをお聞き下さいませ♪
(場所はクロニクル紙 → 右端のPodcasts → Cannels/Wine 4月20日の巻です)
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2007/4/24

モントレーは花盛り  旅行

サンフランシスコ半島を車で南下すること、約2時間。
かつてスペイン領カリフォルニアの首都が置かれていた
歴史のある小さな街、モントレー (Monterey) があります。

先週の日曜日、友達夫婦と共に、この港町を訪れてきました。
ブレイクの大親友である、スティーブは地元出身。
ここに住む彼のご両親、Mr. & Mrs. ABBANATを訪問がてら、
ドライブを楽しんで来ました。

水族館の先のオーシャン・ビュー通り(Ocean View Blvd.)は、
今、まさに花盛り。
複雑に入り組んだ海岸線沿いは、ピンクの絨毯をしきつめたようです。

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スティーブのパパから帰りがけに、ワインのお土産を頂いちゃいました☆
Navarro Vinyards 1996 Edelzwicker

クリックすると元のサイズで表示します 10年を経た白ワイン、どんな味なのかワクワク♪

Edelzwicker(エデルツヴィケール)は、数種類のぶどうをブレンドした白ワイン。
この名称で呼ぶ為には、仏アルザスで許可された白ワインのみ使用…とか、
色々縛りがあるようですが、Navarro Vineyardsでは、
Gewürztraminer、Riesling、Pinot Grisをブレンドしているようです。(2005年物は$11)

週末に、ちょこっとドライブ☆をお考え中の方、モントレーの絶景を
ぜひ候補に加えて下さいませ♪


クリックすると元のサイズで表示します クリックすると元のサイズで表示します
The Abbanat Family & Blake♪
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2007/4/20

お買い得な価格帯で探そう! ナパの美味しいカベルネ  Cabernet Sauvignon

先日、春うららな4月の陽気の日に、ちょこっと南下して、
デザート造りの大家Chicoさんと、カリフォルニア・ワインの大家Christyさん
お二人と、ランチをご一緒する好機を得ました。

とても素敵なお二人と、美味しいご飯。
会話も弾むはずむ〜♪ 至福のひと時。


そんな中で出たのが、最近、カリフォルニアのカベルネ・ソーヴィニョンの値段が
高すぎるのではないかという話題。

確かに〜!
名の売れたワイナリーのカベルネともなると、$100を超えるボトルがゴロゴロ。
ちょっと気の利いたワイナリーのものでも、$70前後と、決してお安くありません。

日本人が大好きな某有名ワイン、「最近のボトル」に関して言えば、
え?この味でこの値段?と、首をかしげる人も少なくないようです。
こうなると味ではなく、ラベルに書かれた名前に対して、対価を支払うか否か…
というステージ。(まぁ、それもワインの楽しみ方の一方法ではありますが☆)


高価なカベルネの中には、一度飲んだら何日も余韻に浸ってしまうような
素晴らしいワインがありますが、それはやはり特別な日のための、とっておきワイン。

そんなにお高いワインではなく、日常の生活の中で、気軽に楽しめるカベルネが
無いものかと、見回したところ…
ありました♪

クロニクルのパネラーが、$35以下の価格帯の「ナパ」のカベルネを
10本選び出しておりました。ちょっとお家でご飯♪のお供にぴったりです。

クリックすると元のサイズで表示します

私が試したのは、この3本。(カベルネとベスト・マッチの)牛肉を
あまり食べない我家では、かわりにバッファロー・ステーキで夕食。
$100のワインを開けるつもりで、これら3本を一気に比べてみたら
それぞれの違いが味わえて、面白いのではないかと思いました☆


<以下は、クロニクル紙の選んだ10本です>

選ばれたのは、いずれも、昔からカベルネ造りに携わってきた方々が手にかけたワイン達。
ダークチェリー、葉巻、ドライ・ハーブといった、伝統的なスタイルの風味が
選者の味覚に合ったようです。
手に入りやすい値段で美味しいカベルネを造るのには、経験がものを言うのでしょうか。

詳しいテイスティング・ノートは、ブレイクの記事をご参照くださいませ♪
2004 Charles Krug Peter Mondavi Family Yountville Cabernet Sauvignon ($26)
2003 Clos du Val Napa Valley Cabernet Sauvignon ($30)  ★
2003 Flora Springs Napa Valley Cabernet Sauvignon ($30)  ★
2002 Folie a Deux St. Helena Cabernet Sauvignon ($26)
2004 Robert Mondavi Winery Napa Valley Cabernet Sauvignon ($27)
2003 Sanctuary Usibelli Vineyard Napa Valley Cabernet Sauvignon ($32)
2003 Sequoia Grove Napa Valley Cabernet Sauvignon ($32)
2003 Terra Valentine Spring Mountain District Cabernet Sauvignon ($35) ★
2003 Villa Mt. Eden Grand Reserve Napa Valley Cabernet Sauvignon ($15)
2004 Vinum Cellars Slow Lane Cab Napa Valley Cabernet Sauvignon ($27)

(★マークが写真のワインです)
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2007/4/18

モルドバのワイン Milestii Mici 1986 Gratiesti  目にとまったワイン話

よく晴れた先週の日曜日、久しぶりに親友夫婦と夕ご飯♪
マリーナのA16で美味しい料理に舌鼓を打った後、
途中で買ったチーズをさかなに、拙宅でユニークなデザートワインを開けました。

旧ソビエト連邦の一員だった、モルドバのワイン Milestii Mici♪

クリックすると元のサイズで表示します  クリックすると元のサイズで表示します

ルーマニアとウクライナの間に位置するモルドバ共和国は
世界で10番目に大きな、ワインの輸出国。
その輸出量は、オーストリア、アルゼンチン、ニュージーランドを上回るというから驚き。

では何故、普段私達の目に止まらないのでしょうか?
答え:90%以上がロシアに輸出されてしまうから…なのです。


ミレスト・ミーチは、モルドバのメジャーなワイナリー。
1960年代に建てられた全長200キロに及ぶ地下貯蔵庫には
200万本以上のワインが眠っているそうで、
最近、欧米や日本に、ちょこっとずつ輸出し始めたようです。

クリックすると元のサイズで表示します クリックすると元のサイズで表示します ワイナリー資料より

今年2月初めに、モルドバのお歴々がアメリカを訪問した際は、
バージニア州、ミズーリ州を経て、カリフォルニア州のナパを視察し
アメリカワインの研究に余念が無かったとか。
(何故ゆえにバージニア州?ミズーリ州?不思議…)

Milestii Mici 1986 Gratiesti

アルコール分が16%と表記されたデザートワイン。
甘くてのみやすいので、危険かと思いきや、あれ〜?全然酔わないぞ!?
20年も眠る間に、すっかり飛んじゃったみたいです。
たまたまこのボトルがそうだったのか?コルクの質の問題?(またまた不思議…)


かつての鉄のカーテンの向こうで造られた、ミステリアスなワイン。
このおしゃれなボトルが、お近くの店の棚に並ぶのは、そう遠くない事かもしれませんネ♪
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2007/4/16

映画 GRINDHOUSE  映画

ワインとは、思いっきり関係のない話題です☆
オマケにぶっ飛んでる映画の話でございます。


見てきました〜♪
タランティーノ監督とロバート・ロドリゲス監督の映画「GRINDHOUSE」。

2本の映画&トレーラーで構成されいるこの映画は、3時間半の長丁場。
でも、なかなか楽しくて、各所で拍手や喝采が。

私達が気に入ったのは1本目、ロドリゲス監督の“Planet Terror”。
文句無く面白くて、時間のたつのも忘れるほど。
予告編で、美女が片足につけた機関銃で、ゾンビ(?)を打ちまくる強烈なシーンを
覚えている方も多いのでは?

マニアックな所では、ゾンビ映画の決定版「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」の
特別メイク・アップ・アーティストである、トム・サビーニが、警官役で登場。
誰かわかるかな?

クリックすると元のサイズで表示します

トレーラーでは、「Thanks Giving」が印象的。
ホラー映画「ホステル」の監督の作だそうですが、神経を逆撫でする見せ方はさすが。
そう言われれば、今までクリスマス、ハロウィン等のホラー映画はありましたが、
サンクス・ギビングを扱ったホラーは無かったかも?短いながら秀作。

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タランティーノ監督の“Death Proof”は、正直言って、長すぎました。
会話シーンが好きなのはわかるけど、ちょっと…かも。

でも、随所で「オ〜!」と思わせるし、エンディングには拍手〜!
最近BFと喧嘩したり、男なんて最低!と思っている女性が見たら
思わずスカ〜ッとするんじゃないかと思いました。
(NYの評論家は、Planet…より、こちらの方がお好きのようでした)

悪い言葉(4 letter words)、血みどろシーン、暴力シーン満載のぶっ飛んでる映画。
ラブ・ロマンス映画で寝てしまうという人向けデス。
ゾンビ・ゴア・ホラー大好き!と仰る方、どうぞ楽しんでくださいね〜☆


以下Reed moreは、特殊メイクのサビーニ氏についての話題。
(ネタバレありですのでご注意。まぁ、たいしたネタじゃないのですけどね★)

続きを読む
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2007/4/15

ナポレオンの勲章 Dinner for KERMIT  ワインメーカーのお話

自分のいきたい道を見つけて、全力投球でそれに打ち込む。
大変な事ですが、頑張っていれば、努力が報われる時が訪れる…。

先日の金曜日、バークレーのフランス・ワイン輸入業者
カーミット・リンチ(Kermit Lynch)氏の
レジオン・ドヌール勲章 受章を祝う会がサンフランシスコで開かれました。

30年前、ミュージシャンになるか、ワイン界に進むかの岐路で、
ワインの道を選んだ、カーミット

自らの舌をたよりにフランス中を歩き、
「テロワールを体現し、フィルターにかけない、バランスの取れたワイン」を
探し出しては、アメリカに紹介し続けてきました。
(詳しいプロフィールに興味がある方は、Blakeのクロニクル記事をどうぞ♪)

その努力が報われて、レジオン・ドヌール勲章(Chevalier)受賞となったのです。

この勲章は、1802年、ナポレオン・ボナパルトによって創設され
日本人では平山郁夫氏、大江健三郎氏、小沢征爾氏。
米国ワイン界ではR.モンダビ氏、R.M.パーカー氏などの面々が受賞しています。


クリックすると元のサイズで表示します 勲章が光ってますね♪

さて、栄誉ある勲章まで受章した、カーミットのディナー・パーティ。
何が出るか、前日からワクワク、ドキドキ♪
この夜のメニューは、カーミットの親友、シェパニーズのシェフ、アリスの考案

まず、Hog Island オイスターとのペアリングは、シャンパン・バブリーでスタート。
Veuve Fourny & Fils Blanc de Blancs “Primier Cru”

前菜。美味しいと評判のFra’Maniのハム&サラミのお供は
Domaine Maestracci 2005 Corse Calvi Blanc “E Prove”

メインはラム。Lamb ragout with polentaを飾った赤は
Domaine Tempier 2004 Bandol Rouge
Domaine Les Palliers 2000 Gigondas


ドメイン・タンピエは、その昔、輸入業者としてのカーミット氏を
世に知らしめることになったワイン。
一時は低迷していたものの、2000年にダニエル・ラヴィエ(Daniel Ravier)氏が
ワイン・メーカーとなり、再び脚光を浴びています。

クリックすると元のサイズで表示します クリックすると元のサイズで表示します カーミットを讃えるダニエル・ラヴィエ氏

ドメイン・ラ・パリエーは、カーミット自らがフランスに持つワイナリー。
彼の大好きなワインを体現する、とてもスムースで、バランスの取れたワインでした。

クリックすると元のサイズで表示します クリックすると元のサイズで表示します
SFフランス領事が下準備に読んだのは、ブレイクの記事だったようで、随所で記事を引用♪
Thanks!


クリックすると元のサイズで表示します クリックすると元のサイズで表示します
最後を飾ったのはカーミットの親友、ボズ・スキャッグスのミニ・コンサート♪

宴会がお開きとなったのは、真夜中でした☆
受賞おめでとうございま〜す♪

バークレーのお近くにお住まいの方、カーミットのお店はこちらです♪
Kermit Lynch Wine Merchant
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2007/4/13

記念日ワイン  Syrah

皆さんは、記念日ワインをお持ちですか?

お誕生日、合格祝い、就職祝い、などなど。
一番活躍するのは、やはりスパークリング・ワインでしょうか。
豪快なコルクの抜ける音と、あのシュワシュワなバブリーが
お祝い気分を盛り上げてくれますよね。

中国では娘さんが生まれると、庭に紹興酒のカメを埋め、
結婚式の日に開けて宴会、という風習があったようですが、
特別なお酒で人生の門出をお祝い…
何とも素敵な発想です。

クリックすると元のサイズで表示します


ささやかながら、我家の記念ワインは
1998 MOUNT LANGI GHIRAN Langi Shiraz
オーストラリア大陸、ビクトリアのシラーズです。

先日、結婚記念日を飾ったこのボトル、
オーストラリア旅行中に、プロポーズの場となったギリシャ料理レストランで
夕食のテーブルに乗っていたワインでした。

後年、SFのジャグ・ショップで同じ年のものを見つけ、即、購入!
(本当は、ケースで買いたかったのですが、狭いSFのアパートではいかんともし難く、泣く泣く3本のみ。)

既に10年近くを経ていることと、比較的涼しいビクトリア産なので
シラーズでも、とってもマイルドな味でした。
ピークを迎えているようなので、残り2本は、来年・再来年と楽しんで、
その後は、同じワイナリーの、新しい年のシラーズで乾杯しようと思っています。

クリックすると元のサイズで表示します  MOUNT LANGI GHIRAN

人生の節目の日に、ふと出会ったワイン。
有名でなくても、高額でなくても、自分にとっては特別な存在。
大切な1本です。
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2007/4/11

時は春、SB グラスにみちて  ワインの雑学

時は春、
日は朝(あした)、
ソーヴィニョン・ブラン、グラスにみちて、
全て世は事も無し。


ロバート・ブラウニングは、揚雲雀(あげひばり)や、蝸牛(かたつむり)に感動しましたが、
もし、彼の生きた1800年代に、現代のテクノロジーが存在したとしたら、
ソーヴィニョン・ブランの若々しい風味を、上のような詩に歌ったかも。

まさに、時は春。
飲みやすく、ノドの渇きを癒してくれる、ソーヴィニョン・ブランの季節です。

ステンレス製タンクの普及と、冷蔵保存、冷蔵輸送による
ワインの品質管理が可能となった現在、
ソーヴィニョン・ブランが一番美味しく味わえる時代だと言えます。

この葡萄の歴史は長く、
西暦582年、「フランスのサンセール(Sancerre)地方に、素晴らしいワイン在り」という
文献が残っています。

その後、少なくとも1700年代には、ボルドーにもこの葡萄は存在しており、
カベルネ・フランと掛け合わせて世に登場したのが、カベルネ・ソーヴィニョンなのです。

クリックすると元のサイズで表示します
SBと寿司やアジア料理とのペアリング、よく見かけますよね☆

さて、ソーヴィニョン・ブランは、若いうちに飲むべきワイン。
なので、お高いボトルにも、しばしばスクリュー・キャップが使われています。
これは、長期保存を必要としないのに、わざわざコルクを使って
劣化の危険にさらす事は無い・・・という理由からです。

クリックすると元のサイズで表示します
形や色が楽しいアートフィシャル・コルクもしばしば使われます☆

では、冷蔵庫も、ステンレス製醗酵タンクも、スクリュー・キャップも無かったその昔。
ソーヴィニョン・ブランは、いったいどんな味だったのでしょう?

18世紀、ボルドーとサンセール地方では、初春になると、
前年に収穫・醗酵させておいたワインの瓶詰めを行なったようです。
なのでソーヴィニョン・ブランといえば、まさに、さわやかな「春の味」だったかも。

しかし、遠方のイギリスともなると、輸送の過酷さや、保管条件の悪さから、味は一転。
消費者が手にする頃には、クリーム・シェリーのような味になっていたようです。
アーモンド、ウォールナッツ、ハチミツ…。
まぁ、悪くはないかもしれませんが、「春の味」とは言えませんよね。

クリックすると元のサイズで表示します NAPA☆

カリフォルニアでも、今のような爽やかな味のソーヴィニョン・ブランが登場したのは
そう遠い昔ではありません。

それまでは、シャルドネのように、オーク樽に入れられて醗酵されていました。
その結果、樽の風味を吸収させられる一方で、
シトラス系、メロン、パッションフルーツ等の
「これぞソーヴィニョン・ブランの魅力」、という風味が損なわれていたのです。

幸いな事に、現在カリフォルニアでは、また世界の大概の所でも
それらの悪習から解き放たれ、ソーヴィニョンブランはその持ち味を
最大に発揮できるようになりました。

安い価格帯で、美味しいボトルが見つかるのが、ソーヴィニョン・ブランの魅力。
これからの時期、その爽やかな風味を大いに楽しんでください。

クロニクル紙のブレイクの元記事はこちらです♪
ベスト10の詳しいテイスティング・ノートが載っていますので参考になさってくださいませ。
(筆がノリノリだったようで、俳句でティスティング・ノートを記しているのですが
私には訳しきれませんでした〜★)


バーゲンワイン($12以下のカテゴリー)のお勧め☆
2006 Aresti Chile Sauvignon Blanc ($9)
2005 Chateau Ste. Michelle Columbia Valley Sauvignon Blanc ($10)
2005 Fernleaf New Zealand Sauvignon Blanc ($10)
2006 Geyser Peak Winery California Sauvignon Blanc ($12)
2006 Joel Gott California Sauvignon Blanc ($11)
2006 Montes Classic Series Casablanca-Curico Valley Sauvignon Blanc ($12)
2006 Oyster Bay Marlborough Sauvignon Blanc ($12)
2005 Pepi California Sauvignon Blanc ($11)
2006 Pomelo California Sauvignon Blanc ($10)
2006 Santa Ema Maipo Valley Sauvignon Blanc ($9)
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