2008/6/29

カストロのコーヒー店 & 幻のハルヴァ  生活雑記

暑くなく、寒くなく、丁度いい感じの日曜日。
今日は、ゲイ・プライド・パレードの日。
いつもよりにぎやかかな?と思い、カストロまで散歩してきました。

パレードから流れてきたバンドが演奏していたり、面白いコスチュームの人が
歩いていたり、いつもよりちょっぴり陽気な雰囲気でした。

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これはドロレス公園から眺めたダウンタウン♪

さて、カストロに散歩に行くついでに、時どき立ち寄るのが
The Castro Cheeseryという、中東系のファミリーが経営しているコーヒー豆専門店。
Castro劇場のすぐ左隣にあります。

味付きのコーヒー(Flavored Coffee) に面白いのがそろっていて、
私のお気に入りはアマレット、シナモン・フランジェリコや
アイリッシュ・コーヒー味(お酒ばっかりじゃん)。
他にも、アプリコット、バナナクリーム、チョコレートチェリーなんてのがあります。
(詳しくはコーヒー店のHPをどうぞ♪)

今日も、コーヒー買おう♪と思って立ち寄った所、
カウンターに不思議なお菓子が載っている…。

マーブル模様の四角いお菓子。
説明も何も無く、手作り風真空パックに$3.50と値段が張ってあるだけ。
何だろう?と思って手にしたら、Blakeが横から「ハルヴァだよ」と教えてくれた。

ハルヴァ?どこかで聞いたことがある???
あ〜〜〜!思い出した!
故・米原万里氏が「旅行者の朝食」で書かれていたお菓子!!!
この本を読んで「食べてみたい…」と思ったのは私だけではないはず。

横にはチョコレート・コーティングのハルヴァとか、
いかにも工場で何日も前に大量生産されたハルヴァが並んでいたけれど、
もちろん私が手にしたのは真空パックの方。
喜び勇んで買い求め、早速、家に持ち帰って味見してみました。

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本に書かれているように、ベージュのペーストリー状。
この店のものは、こげ茶のマーブル模様がアクセントになっている。
包丁を入れるとサクッと切れる。

一口目は、ごま油とキャラメルの焦げたような苦味。
二口目、三口目と、続けて食べるうちに、苦味が消え、ナッツ系の風味が広がってくる。
見た目はヌガーみたいだけれど、あんな強烈な甘さはなく、
歯ざわりもサクサク、よく見ると、断層にナッツの繊維みたいなのが見えている。
後味は、長〜いアーモンド風味。

米原氏の書によると、「工場生産のハルヴァは苦味が出てくる」との事。
ハルヴァ職人の手で丹念に作られたものならば、
「空気のように軽くて抵抗の無い絶品」
「ナッツ類と混ざり合った砂糖の結晶が口の中でさくさくしたかとおもうと
たちまちとろけてしまう」…そうな。

残念ながら、サンフランシスコで出合ったハルヴァは
職人が作った“絶品”ではありませんでした。
世の中そんなに甘くは無かった・・・

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いつかどこかで出会えるのでしょうか?
“絶品ハルヴァ”探索の旅は続きます☆
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2008/6/27

スモーキーな空、スモークなワイン  Pinot Noir

6月ももうそろそろ終わりに近づきました。
今月は、乾燥と高温のために、北カリフォルニアのあちこちで火事が発生。
これまでに、1,100近くの野火により、250平方マイルが消失したそうです。
サンフランシスコでも、木曜日辺りから空が煙に覆われていて、
敏感な人は、健康を損なう恐れもあるレベルだとか。
連日どんよりした空模様です。

でも、ここより北、ナパ周辺ではもっと大変。
火事は収まったらしいのですが、空気の汚染がひどく、
昨日、近くまで行ったBlakeは、帰る早々シャワーで煤(すす)を
落とさなければならなかったほどでした。

火事の恐れのある自治体では、来週末の独立記念日を前に、花火打ち上げ禁止策を
打ち出しています。


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木曜日7時ごろの夕日★霧ではなく、煙で曇っています。 火事マップ

で、スモーク繋がりで(かなり強引?)
“スモークなワイン”とか、勝手にタイトル付けたのですが、
先日飲んだのが“Sea Smoke”のBotella。

映画サイドウェイで、マイルズが「メルローなんて最低!ワインはピノ!」(かなり意訳です)
と言い放った後、レストランで飲んでたのが、多分、シー・スモークだったような(?)。
映画に出たせいでしょうか、人気で手に入りにくいワインのようです。

そのシー・スモークのピノには、Ten, Southing, Botellaの3種類があります。
左から約$80、$50、$40ぐらい(2006年もの)なのですが、
Botellaは生産数が少ないために、ついに今年からメーリングリストのみの
販売となってしまいました。
手に入りにくいワインが、益々入手しにくくなってしまったようです。

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2005 Sea Smoke Botella Pinot Noir
フルーツ風味に富んだ、バランスのいいピノ。


正直言って、あまり期待しすぎたせいか、ちょっと肩すかしをくらった感じ。
可もなく不可もなく…と思ったのですが、
今ワイナリーHPの味ノートを見たら、2005年、2006年、そっけなくない?
自信に満ち溢れて説明不要なのか、シンプルすぎて表現の仕様が無いのかな???

Sea Smokeでは、2005年に12エーカーの土地で
ビオディナミ、英語ではbiodynamic栽培を始めましたが、
今年の秋には40エーカーに増える予定だそうです。

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6月29日(日曜日)は、ゲイ・プライド・パレード
38th Annual San Francisco LGBT Pride Celebration & Parade 2008
マーケットストリートで、華やかなパレードが見られます☆朝10時半スタートです♪
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2008/6/24

The Most Brutal Concert EVER!  音楽

“Brutal”という文字を辞書で引くと・・・ 「残酷な、容赦無い、すごい」の意。
先日、まさに“Brutal”な…としか、言いようがないコンサートに行って来ました。
NOTHING 〜!!!


この3行を読んで、ピンと来た人は、デスクロックをご存知ですね♪
最近、アメリカのCartoonチャンネル、Adult Swimで放送されている
メタロカリプス(Metalocalypse) という番組にはまっています。
(黙示録 Apocalypse のもじり?)

超人気ヘビーメタル・バンド、デスクロック(Dethklok)が主人公。
バンドの存在が危険であると見なした某国の軍が、
何とか彼等を葬り去ろうと試みるのですが
Brutal なメンバー達は、どこ吹く風。
今日もわが道を行く…というストーリーです。

クリックすると元のサイズで表示します CDカバー★

ヘビメタ・バンドのアニメなので、15分の番組中に流れる曲も、もちろんヘビメタ。
最近CDの発売に伴い、現実世界でDethklokの全米ツアーがありました。
その名もThe Deth Tour 2008。
サンフランシスコでの会場は、歴史あるフィルモア。
Metalocalyps ファンの BlakeとSteveは、嬉々としてコンサート会場へ♪

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木曜日だったので、昼間のスーツ姿から、わざわざ着替えたスティーブ★

しか〜し!前座の演奏が始まってすぐ、「電気系統のトラブルがあったので、
速やかに建物の外に出てください」とのアナウンスが…。
しかたなく、皆さんぞろぞろと避難。

寒空の中、デスクロック風装束のファンが見守る中、
高々とサイレンを鳴らしながら、消防車やパトカーが集まってきました。

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皆、黒のTシャツにメタルチャラチャラ★

結局、コンサートは中止。
後日振替えコンサートがありましたが、男性軍が仕事で出張だった為、行けませんでした。
Brutal…。

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さて、フィルモアはジャパンタウンのすぐ近く。
コンサート前に、夕食を食べられる場所を探したのですが、
なかなかこれは♪というレストランがないんですよね、あの辺り。

この夜私達がご飯食べたのは、Kiss「鱚」。
おまかせは$60で6コースぐらい。お酒が入ると結構な値段になってしまいますが、
こじんまりした雰囲気が気に入ってます。

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次回は単品に挑戦しようと思っています♪
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2008/6/18

シチリア島のミネラリーな白ワイン  White Wine

今日は1年で3番目に夜が短い日。
…って、ただ単に夏至の3日前ってことなのですが。

最近、昼間は汗ばむようなサンフランシスコの初夏。
今日は夕刻まで暖かさが残り、ポーチで夕食を取りました。
(普段は寒すぎて、出られない…)

いつもの如く食卓を飾ったのは、魚料理。
今日のお供は、シシリア島の白ワインでした。

2006 Feudo Principi Di Butera Insolia
Alc. 13% / $10 前後


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背景はダウンタウンのビル群☆

シチリア島の典型的な葡萄種、インソリア(Insolia)。
リッチな甘いフルーツ、オーク、ハチミツ風味。
でもミネラル風味が強いので、飲み口は爽やかです。
暑い日に、一風変わった葡萄を楽しみたい時にいいかも♪

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8時半を回った頃、日が沈んで急に寒くなってきました。
真夏でも、夕方からジャケットが必須のこの街。
何故か8月がとても涼しいので、避暑に最適です☆
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2008/6/15

Another hole in the head サンフランシスコのホラー映画祭  映画

現在サンフランシスコで開かれているのは、
ホラー、サイファイ (Sci-Fi)、ファンタジー作品を集めた
インディ映画祭、「Another hole in the head」。

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ホラー好きのBlakeは、Napaへの出張から帰る早々、嬉々として
タイのホラー映画「Alone」を見に行くと宣言。
ハリウッドでリメイクされた「The Eye」とか、近頃タイランドでは
面白いホラーを作り出しているので、私も付いていきました。

ストーリーの前半は、よくある幽霊ホラー物。
話の展開が遅いし、トリックも全部どこかで見たことあるなぁ…という感じ。
まぁ悪くないけど、平均点の映画かな?と思い始めた頃。
突然、話の展開が思いもしなかった方向に進み、俄然面白くなって、
そのまま一気に盛り上がって、終盤へ。

見終わった感想は「面白かった!!!」

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インディ映画祭は、当たりハズレが激しいので、1本でも満足のいく
作品が観られれば、ラッキーというもの。
先日観た英国のスリラー「Summer Scars」は、とってもつまらなかったし…☆

でも、これって、どの映画祭でもいっしょですよね。
それに評論家が絶賛したからといって、必ずしも自分も面白いと思えるかは、別の話。

つい最近、ホウシャオシェンのリメイク映画
Flight of the Red Balloon」を観たのですが、
あんなにみごとに何も起こらない映画というのも、珍しいのでは?
かといって、ためいきが出る様な感動的な映像でもなかったし…。
最後の字幕が流れ始めると共に、「What does it mean???」と
叫んだ女性がいて、周りも笑っていました。

何十年も経った、味が消えかかってフラットな(と私には思える)ピノを愛好する人と、
こういう映画が好みの人って、どこか共通点があるような気がする…
なんて、ちょっと考えてしまった。(関係ないよって?)

個人的には、もうちょっとストーリーがあったほうが、
フルーツ風味があったほうが好みだな。
皆さんは、どちらがお好みですか?

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Another hole in the headの最終日(22日)を飾るのは、
The Machine Girl」と「Tokyo Gore Police」、
どちらも日本の作品です。

ロドリゲス監督の「Grindhouse/Planet terror」では、足にマシンガンだったけど、
日本の映画では、手に機関銃が付いてニンジャと闘うみたいです☆

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2008/6/10

室温と赤ワイン  ワインの雑学

ここ2,3日、またまた比較的暑い日が続いているサンフランシスコ。
もっと暑くなったら、クローゼットのワイン達が煮えたぎってしまいそうです。

最近では当たり前になった、“赤ワインを室温で飲む”スタイル。
香りがいいし、味わいもより広がります。

でも、この“室温”というのを言い出した方は、
おそらく春ごろ、ロンドンかどこか西ヨーロッパの、
ちょっと肌寒いくらいの気温の中での“室温”を指していたのだと思われます。
けっしてデスバレーや砂漠の真ん中、炎天下での“室温”ではないはず☆

赤ワインを最大に楽しむために、最初にグラスに注ぐ時、
だいたい華氏65度(摂氏18度)ぐらいが理想的。
日本だったら、冬にボトルを触るとほんのり暖かく、夏はちょっとひんやり…
ぐらいの温度ですよね☆


我家のセラーは、赤はF65(18C)、白は60F(15C)ぐらいに設定して、
あまりセラーに負担をかけないようにしています。
(地球にも優しい?)
あんまり下げてしまうと、まぁ、熟成は遅くなるかもしれませんが
いざ飲もう!と思った時に、適温に戻るまで
グラスを眺めながら、おあずけ状態…なんてことにもなりかねませんし(笑)。

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砂漠の中ではないとしても、とって〜〜も暑い日、グラスを冷やす術♪

グラスをそのまま冷凍庫に入れると割れてしまうので、
グラスにアイス・キューブをいれ、3〜5分待ちます。
適度に冷えたらアイスを捨てて、ワインを注げばOK。


我家では、夕食のおかずが出来上がる頃、Blakeがワインの選択開始☆
魚や和食系が多いので、白やバブリーを飲む機会がどうしても多くなります。
バブリーや白は、冷えた方が美味しいですよね。
でもセラーの15度ぐらいでは、ちょっと物足りない…。
そんな時は、冷凍庫につっこんでしまいます。
過激ですが、ご飯をつついているうちに冷えてくれます。
本当は、前もってセラーから出して、冷蔵庫で冷やせばいいんですよね☆☆☆
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2008/6/4

アメリカの未来に乾杯 ☆ リュイナール  Sparkling Wine

オバマ上院議員が民主党の指名候補の座を確実にした夕べ、
ミネソタ州での素晴らしい勝利演説を聞いた後で、バブリーを開けました。

あいにく米国産が無かったのですが、
お祝い事はやっぱりバブリー♪ということで
Blakeが選んだのは、リュイナールのブラン・ド・ブラン。
1729年フランスのReimsに創設された、最古のシャンパンハウスの一本でした。

Ruinart Blanc de Blanc / NV

強いシャルドネ風味。クリスプで、ロング・フィニッシュ。
とってもバランスの取れたバブリー。
美味しかったので、あっという間に1本空いてしまいました。

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何でもかんでも“Bold”、強くてストレート・フォアードな事に価値があると
考える人間が、少なくとも過半数以上を占め、
結果、過去に“W”を再選するという恐ろしい間違いをしでかしたこの国。
バランス感覚がある=弱さ、ではない事を学んでほしいもの。

オバマ氏は多くの未知数を含んでいる存在だけれども
この11月、アメリカが、歴史にも残る新たな一歩を
歩み始めてくれると願いたいものです。
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