6月30日の、民音主催、関内の「立川志の輔独演会」は、こんな感じだったそうです。
志の彦「つる」
志の八「狸賽(たぬさい)」
志の輔「ちりとてちん」
(仲入り)
小円歌:三味線漫談
志の輔「水屋の富」
ほぉ。 有楽町とは演目替えたんですね。 と、まぁ、お忙しいところ、当ブログにお立ち寄り頂き、まことにありがとうございます。 (奉 志の輔)。
で、6月の自腹。 前回ちょっと書いた通り、「落語の国からのぞいてみれば」堀井憲一郎著、です。
堀井憲一郎は、「ずんずん調査」のホリイですね。 この人の「馬鹿がとまらない」とゆー本が好きで、ファンになりました。 その後、しばらくたって、ホリイが、年間とんでもない数の落語を聴き続けていることを知ったんです。 おぉ、あのホリイが「落語」つながりでもあったんだぁ、なんて。 普通のホリイファンとは逆だな、多分。
「落語の国からのぞいてみれば」は、あとがきによれば、「落語の本のようでいて、落語の本ではないものになった。 ま、落語の本としても読めるし、落語を聞かない人でも読めるとおもう」とのことです。
私にとっては、でも、やっぱり落語の本でした。 私は、コテコテの旧アナログ人間だと思っているのですが、この本を読むと、それでも、自分は「現代人」なのだと気付きます。 やっぱり大多数の「凡人」なんだなぁ。 例えば以前、当ブログでも書いた「もう半分」の娘を売るとか、「小間物屋政談」のパズルのように、後添えを持たせるところに、違和感を持つのは、つくづく、自分は現代の「凡人」であるということなのですな。 あ〜ぁ。
巻末には、文中で紹介された落語についてのガイドが載っています。 110席。 すごいな。 CDについては、どの本でも同じ、上方では「米朝」「枝雀」、東京なら「円生」「志ん朝」、それと「談志」を加えれば、ほぼ揃ってしまいます。 これは、まぁ、やむを得ないことでしょう。 ただ、歌丸さんを円生のコピー、文珍さんを米朝のコピーと断じているところは、面白かったです。 歌丸さんは東京なのでともかく、文珍さんへのコメントは参考になりました。 そんなに上方に詳しくはないので。 それからDVDは、歯をくいしばっても、観るなとゆーのもありました。 ふ〜ん、そーなんだぁ。 なんとなく判るよーな、判らないよーな。 演目ごとに、ライブで観る場合の、お勧め落語家さんの紹介、これはよかった。 立川三兄弟(志の輔、志らく、談春)が筆頭かな。 それ以外にもたくさんの、落語家さんが紹介されています。 菊志んさんが、そこここに出てきたのには、嬉しくなってしまいました。 そーだ、この前観た、菊志んさんのライブにも、ホリイらしい人が居たっけな。
この本、当分、何度も読むことになりそうな気がします。
