フレッツひかりと新幹線ひかりならどちらが速いか。
CMからこんな問いが流れてきて、しばし固まる。
その次のCMが終わるくらいまで真剣に考えて、一応の答えを出す。
「人間ひとりのデータ量をどれだけと見積もるかによるが、新幹線のほうが速いんじゃないだろうか」
純粋に速度だけを競うなら、光回線のほうが新幹線より速いのは間違いない。
けれど、回線の速さと言うのは、1秒間に運べるデータ量である。
どれだけ遠くに運べるかではなく、どれだけ多く運べるかが重要なのだ。
そしてデータ量で競うなら、大量の人間を運んでいる新幹線は光回線に圧勝する。
試算してみる。
光の速さは秒速約30万キロメートル。時速なら10億8000万キロメートル。
新幹線のひかりの時速を200キロメートルと見積もると、540万倍の速さである。
フレッツひかりの速度は忘れたが、1秒間に100メガバイトとすると、新幹線1本に540テラバイトのデータが載っていれば、光回線と新幹線は互角と言うことになる。
物凄く粗い計算だけど、目安なので大目に見て欲しい。
さて、ここで問題になるのが、人間ひとりあたりのデータ量である。
これをテラバイトに届くと見積もるか否かで勝敗は左右される。
私は、新幹線に軍配を上げる。生の人間が数十年生きていればそれくらいのデータ量はあるはずだと思うので。贔屓目かもしれないけれど。

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