「『PERSONA -trinity soul-』第16話『解放の子と治癒の聖霊』感想」
アニメ
珍しく、なんだかよくわからない回。
設定とかがなんだかよくわからなかったわけではなく。ただ、今回は話の構成がちぐはぐで、テンポの悪さを感じました(シーンでは特に、伊藤さんが銃で椎葉とそのペルソナを狙うとこ。なんだアレ)。いつもは流れるような展開なのに、今回はどうしたんだろか。まあ別にいいけど。
真田の言う『前例』というのはもちろんP3での彼とその仲間たち自身のこと。真田や美鶴はともかく、順平なんかはめぐみたちと同じで別段戦う理由は当初はなかったんだよなぁ。まあめぐみや拓朗はマレビトにそれぞれ尊敬する先輩と親友を死人同然にされてるわけだけど。かといって、「お前もペルソナを使えるんだからその仇討をしろ」みたいに言われても、フツーはできんわな。勉強もあるし部活もあるし(拓朗はバイト)遊びたいし。何より戦うの怖いし。「他にやるヤツがいないなら仕方ない」という冒頭の拓朗のセリフには、戦いに対する恐怖と諦観がにじみ出ているような気がします。
とはいえ、この場合はあまりに強引、迅速に話を進めていってしまう真田たち大人への反発の方が前に出ていたのかな(めぐみの場合、今回の作戦の場所がネックになっていたのかもしれませんが)。「強制ではない」と言いつつ「戦えるのは君たちだけ」なんてのたまうのは強制しているのと同じでしょう。
そういえば、どうやら真田たちは守本さんにはこの話はしていないっぽいですね。前回はてっきり守本さんが寮住まいじゃなかったから話さなかったのかと思っていたのですが。やはり戌井が撮影したアレは守本さんのペルソナというわけではなく(つまり守本さんはペルソナを覚醒させているわけではない。モーリーさん人格ではともかく)、異質な存在なのかな?そうであるがゆえに彼女の参加は見送られた?
山咲さんが壮太郎に取引場所の変更を依頼したのは拓朗から「八尾に用がある」という言葉を聞いたからかな。むろん関係ない用事だったのかもしれませんが、拓朗がペルソナ使いであることは知っているわけだし、あるいはペルソナ使いたちが取引場所に襲撃してくる、なんてこともありえなくはないわけですし。というわけで念には念を入れて場所の変更を検討した、と。変更できていれば円滑に取引できたのでしょうけど。あるいは、拓朗に『橘花沙季』としての自分をバラしたくない、という気持ちもあったのかねぇ。洵には山咲さん=橘花沙季はバレバレなのかもしれませんが。
楢崎さんがまーた後ろを取られてたワケですが…
楢崎さん、なんで気絶してたの?状況的にはそうせしめられる人物は守本さんしかいませんが、よもや屈強な刑事が背後を取られたことにビックリして気絶した、なんてのはいくらなんでもありえないでしょう。それはちょっとマヌケすぎる。
守本さんが道に迷う=その間はモーリーさんとしての人格が表に出ている、ということならば、楢崎さんを気絶させたのはモーリーさんで、その後人格が守本さんに戻った、ということでしょうか。となると、モーリーさんには楢崎さんを気絶させておく理由があったはずで、その理由は永井(長井だっけ?まあどっちでもいいや)とマレビトとの取引を成功させるため、としか考えられない。ならば守本さんの中のモーリーさんの人格は、永井かあるいはマレビトに与する者なのかな。