■アクトトレーラー時に、西方
暦1064年―――
エステルランド王国とブレダ王国
相争う人間たちの前に大いなる闇の脅威が現れた
ハイ・オークの王ゲーマルク率いる北荻の軍勢が
大侵攻を仕掛けてきたのである
このハイデルランド未曾有の危機に対して
エステルランド・ブレダ両国は休戦し
互いに北荻の脅威に対抗した
そしてついには、北壁シルトマウアー要塞まで攻め上り
今ここに、最後の決戦が行われようとしていた―――
ブレイド・オブ・アルカナ
「地獄塔(ヘレン・ベルクフリート)の戦い」
嗚呼、大いなるアーよ、照覧あれ
いまこの時人々は、ただ一つに団結した!
■シナリオスペック
▼必要奇跡
本シナリオでは必要な奇跡は∵紋章∵である。
▼PC間因縁
『PC@』→『PCA』→『PCB』→『PCC』→『PC@』の順でPC間因縁を習得する。
矢印の前のPCが矢印の先のPCの名前を書く(『PC@』→『PCA』の場合、PC@がレコードシートにPCAの名前を書く)
▼3名以下で遊ぶ場合
3名で遊ぶ場合は『PCC』を削除して遊ぶとよい。
この時PC間因縁は削除した枠を飛ばして取得する。
▼年代
このシナリオの年代は西方暦1064年の末、シルトマウアー要塞を巡る、北荻と人間たちの戦いを舞台にした物語である。
■特記事項
PC@:豪傑
エステルランド王国軍の兵士(騎士でも傭兵でもかまいません)です。導入ステージでは、オーク王ゲーマルクと堂々たる一騎打ちを演じていただきます。
PCA:部将
ブレダ王国軍の精鋭を率いる部将です。特にトループを指揮していなくても、エキストラの軍勢が部下につきます。導入ステージでは、PC@とその部隊がオークの軍勢と戦っている所に到着します。
PCB:密偵
エステルランド王国に仕える密偵です。シルトマウアー要塞の偵察に失敗し、相棒のイレーネを残して脱出します。
PCC:騎士
ブレダ王国に仕える騎士です。リーズと共に偵察に出た際、シルトマウアー要塞を脱出したPCBを保護します。
■シナリオハンドアウト
各PCには以下の設定がつくことになる。GMはプレリュード開始時にこのハンドアウトを提示し、PLとよく相談すること。
・PC@:豪傑
○強敵/オーク王ゲーマルク
推奨アルカナ:アルドール
PC間因縁:『PCA』
あなたは、エステルランド王国軍はバーゼル男爵の指揮する部隊に身を投じていた。指揮官は凡庸な男であったが、あなたは自分の腕を頼りになんとか激戦を生き延びてきた。しかし悪運もこれまでらしい。シルトマウアー要塞に対し攻撃を仕掛けた際出撃してきた敵将は異様な強さであった。友軍は次々に討ち斃され、男爵も戦死。そして敵――オーク王ゲーマルクは、ついにあなたに襲い掛かった。
・PCA:部将
○主従/ガイリング二世
推奨アルカナ:コロナ
PC間因縁:『PCB』
あなたはブレダ王国軍の一部隊を預かる将軍として、シルトマウアー要塞へ駒を進める王国軍の先陣を担っている。そして行軍の末、シルトマウアー要塞へたどり着いた。しかし要塞前では既に戦闘が発生していた。見ればエステルランド王国軍と思しき部隊が、有力なオークの将軍によって散々に討たれている。かつての敵も今では北荻と共に戦う友軍だ。あなたは援護すべく、全軍に突撃を命じた。
・PCB:密偵
○相棒/クリス
推奨アルカナ:ルナ
PC間因縁:『PCC』
クリスとあなたは腕の立つ二人組みの密偵である。現在はエステルランド王国軍の密偵として、アンセル王子の命で動いている。今、数名の仲間と共に賜ったシルトマウアー要塞偵察任務が失敗しようとしている。情報を掴んだが迂闊にも敵に見つかってしまったのだ。だが、あなたは生きて要塞を脱出することに成功した。最後に生き残ったクリスが囮となり、あなたは唯一人逃げ延びたのだった。
・PCC:騎士
○戦友/リーズ
推奨アルカナ:アダマス
PC間因縁:『PC@』
あなたはブレダ王国に仕える騎士である。北荻への反撃に際し、あなたはその剣で数々の武勲を挙げている。王国軍が要塞間近へ進撃した際、あなたは戦友のリーズと共に先行偵察を命じられた。軍の戦列を離れ、要塞に森が迫る地勢から密かに接近すると、傷ついた一人の人物―――風貌から察するに、おそらく密偵と思しき人物が現れるのを発見した。