4月29日5時過ぎ、函館駅。予定では車内一泊・函館一泊の旅行で帰るつもりだったが、函館の旅が期待以上に充実したものになったため、ちょっと欲が出た。2日間ほぼ丸々歩き通しだった割には体力にも余裕があるし、三沢か青森にもう一泊して十和田観光電鉄にも乗っていくことにする。
こういうときのため、かねて用意のネットブック(EeePCにイーモバのモデムという最もありがちな組み合わせ)だ。以前の滋賀旅行の際に、今となっては紙媒体の『タウンページ』の情報量は宿探しには役に立たないと思い知らされ、旅行には何かウェブブラウズが可能なハードを持っていくことにしたのである。……いやその、素直にマトモなケータイを契約すれば済む話なのだが。
閑話休題、宿泊施設検索・予約サイト「旅の窓口」(楽天の軍門に降る前からのユーザなので今もメインで用いているのだが、それにしてもこれの検索システムの劣悪なユーザビリティは何とかならないか)で青森駅周辺の安ホテルを検索、当日なので予約は取らず(取れない)、直接電話で連絡。結果、駅前の立地で素泊まり風呂付3500円の宿を難無く取ることができた。ITバンザイである。
かつての、現地で夜を迎えてからフラフラと宿を求めて街なかをさまよい歩いた経験も良い思い出だし、結果、当時としてもすでに珍しかった駅前旅館に泊まったり、「宿泊」と並んで「休憩」の料金を大きく掲げているような宿に泊まったこともあって、それはそれで面白いものなのだが、良くも悪くも宿には全くこだわりのない私には、ITの利便性はありがたいものだ。
さて、宿泊地は青森だが、目当てはあくまで三沢の十和田観光電鉄。これまたネットブックを使って見るべき駅の見当を付ける。ううむ、三沢と十和田市は当然として、あとは車庫のある七百駅くらいか。そのうえで駅の「みどりの窓口」で時刻を確認し(時刻表は重くて持て余すので旅先には持っていかないのだ)、ざっくりと予定を立てて翌日を待った。

0