高崎で中途半端に時間が余ってしまったので(参照:
7月1日付エントリ)、上信電鉄に乗ってみることにする。以前にも一度乗ったことはあるのだが、そのときは仕事。それも、みじんも鉄道に興味の無い同僚と得意先の担当者(構内に留置されている凸形電機には全く目もくれない一方、「銀河鉄道999」塗装の車両にはしきりと感心するくらいのつまらな…もとい、普通の人たち)とがいっしょで、まったく身動きがとれず心残りだった。

とりあえず、終点の下仁田まで乗ってみた。避暑地でも鉱山でも無い土地だから、ずっと平坦な路線が続くかと思っていたら、終点近くまでくるとちょっぴり山岳路線の雰囲気となり、気分も観光モードになる。

「ねぎとこんにゃく 下仁田名産」
駅の待合室にはかの有名な「上毛かるた」が掲げてあった。
「上毛かるた」といえば……。

川原湯温泉もアレだね、今さら「歓迎 ようこそ・ダムに沈む川原湯温泉」に戻せとはいわないから(参照:
2008年11月1日付エントリ)「耶馬溪しのぐ吾妻峡」の絵札と読み札を掲げておけばいいのにね。
おっと、話がそれてしまった。

下仁田は、駅から10分ほど歩くだけでこんな景色が拝めるくらいの高地だった。

さて、下仁田駅からあてどなくフラフラと歩き出すと、行き当たったのがこの建物。「撞球場」(撞の字が微妙に異なる)とある。すなわちビリヤード場なのだが、「なぜこんな建物が残っている?」以前にそもそも「なぜ下仁田の地にこんな娯楽施設が建てられた!?」というほうが謎だ。元はどういう街なんだ?

色付ガラスがおしゃれ。建物の中は撮影できなかった。

二階は大きめの窓に手すりがめぐらされており、心地よく夕涼みが出来そうな風情。これも店舗の一部だったのだろうか。

同じ建物の、向かって右側部分は「○(しめすへん、つくりは不詳)王ホール」と掲げられている。

「○王ホール」の軒下、ドアの上にはめられたガラス板は「高橋写眞舘」「三河屋」と読める。いずれ廃物利用なのだろうが、いつの時点で嵌められたものなのだろうか。まさか店舗として営業していた当時からこれとは思えないが……。

撞球場と同じ通りに建つ小さなパチンコ店。これも営業している様子は無い。こういう、街角の小さなパチンコ店というのも今や希少種だ。
下仁田+撞球でウェブ検索をかけると、それなりにヒットする。そして、撞球場を撮影している人はまた、私と同様にこのパチンコ店「富士ホール」を撮影しているのだった。あなた方もお好きですなぁ。

0