昨夜、テレビで「世界遺産」という番組を見ました。まあ途中からなんですが…。
見た人もいるかと思われますが、イギリス、リヴァプールの知られざる暗い歴史の話でした。
奴隷制度…
アフリカから人身売買の為に連れて来られた人々はガラス製のビーズや貝殻と交換されたといいます。こうして集められた奴隷はヨーロッパ中に売られていったそうです。
奴隷商人は人身売買で得た財で銀行などを作り、巨万の富を手に入れました。そして名声を知らしめる為、リヴァプール内の「通り」に自分の名前を付けさせたそうです。ビートルズの曲にも出て来たペニーレーンも、その通りのひとつで、奴隷商人の名前だったとは思いもよりませんでした。
また、奴隷商人をしていた人が改心して牧師になり奴隷制度の反対を唱え、かの有名な「アメージンググレース」を作曲したという話には驚きました。
そんな経緯があったとは…。
パイプオルガンの伴奏で歌う黒人女性のアメージンググレースが印象的でした。
時代は随分変わってきたとはいえ、多分我々が知らないだけで人種差別や白人至上主義なんかは世界中で、いまだにあるんでしょうね。
…差別も迫害も知らない単一民族の島国でぬくぬくと育った俺が言っても底が浅いし偽善的ですがね…。
白人はネイティブアメリカンに対しても力でその土地を奪い人をたくさん殺しました。
どうして自分達が偉いとか思ったんでしょうかね。(一部の有力な白人だけだったのかもしれないけどその考えは伝染したんでしょうな)
肌が白いから?…神に選ばれたから?
…結局矛盾だらけじゃないすかね?そのカミサマの教えってやつぁ。
フザケンジャネエヨ♪。
そういや、いつからか正義が白で悪が黒ってイメージカラーがあるけどアレなんなんでしょうね。もちろんそうじゃない例もありますが。
知らない内にイメージを植付けられたのでしょうか?…。
まぁ
何だかんだで好きなアーティストは白人が多いんですけどね。
あぁこんなに長くなるとは思わなんだ…オマエナニサマ発言お許し下さい。

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