ほとんどの方には馴染みが無いと思われますが…
[KENT(ケント)]
というスウェーデンの国民的叙情派ギターバンド
の4枚目アルバム
「HAGNESTA HILL(2000)英語バージョンの日本盤」
から
美しさと物悲しさと力強さを持ち合わせた…隠れた名曲と言える
11曲目
”PROTECTION(プロテクション)”↓
『がんばって君を笑わせようとした
自分らしくしようともした
でも君は怖がって泣いてしまったから
それっきりやめてしまったんだ
君は感じたことを僕に伝えようとした
でも僕には聞こえなかったんだ
君は伝えようとしたけど
僕は聞こうとしなかった
(コーラス)
完璧に辿り着くのに29年かかった
そして今、恐怖が僕達を包む
コンピュータによる拒絶
接続が悪いせいで
君の声が消えてしまう
ここにいると寂しい
守って欲しい、お願い
守ってくれますか?
やっと僕は、君を笑わせる術を見つけた
他の誰かの振りをすればいいんだ
君の笑顔をどうしても見たかった
自分らしさよりも、その方が恋しかった
君は感じた事を内側にしまい込む術を見つけた
何も感じなくなるほど深い所に
沈黙が僕達を捕らえ、問題など何もないかのよう
でもそれは、僕達が聞くことをやめたから
僕達はもう聞いてなんかいない
(コーラス)』
…
個人的にもう10年愛聴しているアルバムなんですが…
好きな曲と嫌いな曲の差が激しいのがたまに傷です(苦笑)…
思うにこのバンドの真骨頂はミディアム/スローテンポの美しい哀愁のメロディの曲にあると思われます。
しかしこの次のアルバムは当時の流行り?を取り入れたのか
ほとんどの曲がダンスビート主体になってしまい…
せっかくの良さが活かされていない感がありまして…
数回しか聞いておりません(^_^;)。
ちなみにこの「ハグネスタ・ヒル」のジャケ写の中身の写真がワタクシ的にかなりツボでした。


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