[LONGPIGS<ロングピッグス>(細長い豚)]
というイギリスのロックバンドがおりました。
バンド結成後…
ツアーに出ようとした矢先にメンバーを乗せた車が高速道路で大型タンクローリーの後部に突っ込み大破、メンバーは負傷、ボーカルは重症で三日間昏睡状態に陥りあの世とこの世を行き交うも…生還
しかし昏睡状態から目覚めた彼は少しだけ”イカレて”しまっていた…
という逸話を持つこの四人組バンド…
1995年にシングルデビューした彼らの特長がディストーションギターとボーカルスタイルとしてファルセット(裏声)を使う事からか?
レディオヘッド(パブロハニー期)のフォロワーと言われていたようですが…
切迫感が伝わる切実なウタとエモーショナルな演奏に心を揺さぶられた俺にとっては
そんな事どうでもイイ話でした。
既に二枚のアルバムを残して随分と前に解散しておりますが
1996年に出したデビューアルバム
「THE SUN IS OFTEN OUT」
は今聞いても素晴らしいアルバムだと思います。
1曲目”LOST MYSELF”も素晴らしいのですが…
11曲目
7分の大曲
”OVER OUR BODIES”↓
『誰も重要じゃないなんて気が滅入る
妙な考えでこの全てが変わる事は分かってる
でも彼ら二人も恋人同士
お互いを抱きかかえる
この世の誰にも説明できない
彼女は他の男を見つけた
バカな男だけど
自分を愛してくれると彼女は主張してる
さぁ雨を降らせるがいい
奪い去り
僕たちの身体の上に降りかかるがいい
さぁ雨を降らせるがいい
僕は自分のロスを数える
だって全てのスターは馬だから
あんなひ弱な友達が
よく彼女の心を和らげたものだ
でも彼ら二人も恋人同士で
お互いを抱きかかえる
この世の誰も文句は言えない
彼女は他の男を見つけた
バカな男だけど
自分を愛してくれると主張してる
さぁ雨を降らせるがいい
奪い去り
僕たちの上に降りかかるがいい
さぁ雨を降らせるがいい
さぁ雨を降らせるがいい
奪い去り
僕たちの上に降り注げ
さぁ雨を降らせろ
僕は自分を打ち倒し
打ち上げる
心が引き裂かれるよ
彼女は全て平らげる
その指にはガラスの鳥
全て食べ尽くした
鏡を使ってやったんだ
前にもやった通り
どんなことからも善が訪れる
ボブ・ディリアンはクリスチャン
濡れて弾力性があるけれど
今は僕のじゃなくて彼のものだから
彼女が欲する愛を与えて
昇らせてやってくれ
彼女に花を描き
フワフワしたもので包んでやれ
彼女を輝かせてやれるように祈ってるよ
彼女もおまえのために輝くように
僕にはできなかったことだけど
彼が君をもっと愛してくれるなら大丈夫』
切ネェ(:_;)。
あ…
拍手を押してくれている方…
なんというか…
ありがとうございますm(__)m。

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