2011/3/31

日高敏隆選集  
 実家に行く折、久しぶりに東北本線にことこと乗ったのですが、車中の友に持って行ったのが日高敏隆先生の選集。
 学生時代にこの人の本を読んだんですが、今となっては手に入らなくてすっきり諦めておりました。が!4年くらい前に豪華選集が出ていたらしいのだ。
 年末本屋さんで見つけて、どうしようかと悩んだんだけど、2ヶ月逡巡の末半分購入。全8巻のうち2巻目だけ売れちゃっていたからさ。

 1巻目は「チョウはなぜ飛ぶか」。わりかし易しい文章で書いてあるので読みやすくて面白かったです。
 子供の頃の「チョウの道」見つけて追いかけていた思い出から、チョウの飛び方、食草の見つけ方、雌雄の行動の違いなどを、ひたすら観察と実験を繰り返して追って行く、ずばり「アゲハ蝶の観察日記・40年分」 。
 3巻目は「昆虫という世界」。ムシがどういう進化を経てあんなだったりこんなだったりな形になっていったかの話。これも面白かったです。
 実家の甥っ子はまだ年中さんなんだけど、暑苦しいくらいのムシ好きで、近所のかつてのムシマニアのおやじたちと親睦を深めるほどのパッションを持っています。
 奴が大きくなったらさぞや食いつきそうだなあ。と思いつつ、楽しく読みました。
 
 関係ないことだけど、私は小さい頃三浦半島の油壺に海水浴に行きまして、ここが猛烈に海が美しく、船の上から3メートルくらいの海底の生き物が見えるくらいだったのでした。
 で、この先生の本に同じ油壺の話や、実家の近所にある東京農工大学の構内の話や、昔おとんが仕事をしていた外房の研究所の二駅隣の森の話などが出ていて、妙に土地勘のある話として読めたのが、ちょっと嬉しかったです。
 ついでにこの選集の本のデザインがまた美しいのだ。高いけど地道にみんな揃えたいな。
まだ手に入るかなー。
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