2007/7/5

修善寺物語  
 昔読んだ話で、粗筋などを妙に細かく覚えているのに、肝心のタイトルや主人公の名前が思い出せないものが、時々ありました。
 先日その中のひとつのタイトルが判明しました、その名は「修善寺物語」。
 中学時代、部活でこれでもか!という程、平家物語を読んでいたのですが、その合間にほいと渡された短編(脚本?)がコレだったのだ。

 「昔々、ほにゃらら丸(仮)という彫り師が、ほにゃ(仮)という武将から自分の面を打ってほしいと依頼を受けるのだけど、どんなに彫っても面に死相が出てしまうので納得いかない、ほにゃはそれでも面の出来に満足してもらい受け、ついでに玉の輿に燃えるほにゃらら丸の娘・桂を召抱えて帰る。しかしその後、ほにゃは屋敷に襲撃を受けて殺され、桂はほにゃの身代わりに面を被って戦って、満身創痍でほにゃらら丸の元に戻る、ほにゃらら丸は面が未来を予見していたことを喜んで、娘の死んでいく顔を面に映そうとする」

 …思えば、いとけない中学生の部活のテーマとしては、かなり暗黒系なんではないかと思うのですが、基本的に読み続けていた平家物語自体、古典の中ではかなり香ばしい、というかおたくティヴなんじゃないかと思うので、その延長なのかなーと。祇園精舎みたいなポエムで始まり、妙にイカした武将のバトルのてんこ盛り、これは最近読んだ何かに似ているぞ、と思ったら、そうか武理ー知か。(マテマテ)
 ちなみに「修善寺物語」の筋と題名が一致したのは、伊豆の旅行雑誌に粗筋が載っていたからでした。こんなところでびっくり。
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