2013/4/17

おふとん中の幸せ  
 午前中、育成会総会資料を作りに、前年度の副会長さんちへ。
 印刷を全部やってくだすっていたおかげで、楽しくおしゃべりしながら製本・会計や予算報告などやってきました。
 
 原稿はとりあえず先延ばしになったけど、下書きの線が消しずらくなったら困るのでさくさく進めております。2本目の話も13ページの予定だったけど、もうちょっと延ばすことにしたYO!
台割ぴっちりにおさめようと、だいぶコマを小さく詰め込んでいたからなあ。

 昨日は寝る前に相方さんが貸してくれた本2冊読みました。
 1冊目は「ゆうへ」(たかいちづ著・潟fィスカバー・トゥエンティワン発行)。
 阪神大震災で1歳半の息子を亡くしてしまったお母さんが、生き延びた双子の妹ちゃんへつづった手紙のような本。
 悲しみはとても個人的なものだけど、その悲しみは普遍的なものだな。
 でもって、長らく悲しみつづけたお母さんが、残された双子の妹のやっぱり個人的な悲しみに6年たって忽然と気が付いて途方にくれた時が、お母さんの気づきの瞬間なんだろうな。
 人は気が付いたり振り返ったりするのに、ほんとうに何年もかかるものだな。
 でも実際時間がかかるものだと思うし、その大事な気づきを経た後で、家族に感謝したり気持ちを言葉にして発信したりというお母さんの歩き方は、たぶん不測の事態に見舞われて動けなくなってしまう人にとってのやさしい指標になるような気がします。
 いやまさに、そこんところは人それぞれなんだろうけれど、だからこそこういう「個人的な記録」は、易しい文章でたくさん書かれる必要があると思います。

 もう1冊は「親を惑わす専門家の言葉」(徳田克己+水野智美著・中公新書ラクレ)。
 よくある都市伝説めいた変な「教育フレーズ」で、小さい子をもつ親御さんが右往左往している状況を憂えた臨床心理士の方々が、そのフレーズの発生原因と対応をやさしく解説して「おちけつ」と肩をたたいてくれるような本。

 学生時代、時事の授業で「新聞や雑誌のタイトルだけみて記事を把握した気になるな」といわれ続けていましたが、変なフレーズ発生の原因はだいたいこれなのねと納得。
 よく東スポの1面で上半分に「エリザ●ス女王不倫!!!」折られた下半分に「か?」と小さく書いてあるようなあの無責任さだね。
 でも東スポのようにあからさまじゃなくても、人は「気になる言葉だけをスキャンしやすい」って内田樹氏も言ってた。子どもがまだちっこい親御さんが「○○までにやらないと手遅れになる!!」とかいう言葉に翻弄されるのもわかるさー。

 でもってこの本のいいところは、記載されている情報がそれほど多くないこと、すべてやさしい言葉で書いてあること、本当に心配なケースを具体的にあげて読者に客観視する余裕を与えてることだと思います。
 てなわけで、隣で寝ていた娘が私が読んだ後でマジ読みしていました。
 いやあんたにはまだ先の話だけどね。とはいえ教育系の本って、語られる当事者の頃は読むのが楽しかったなー。
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