2013/4/22

実録!あるこーる白書  
 昨日新しいプリンターが届きました。
 いじるついでに子供会の資料にカットとか貼り付けてらりらりプリント。やっはー。楽しいな!
 って、早いとこコピ本の作業を始めなくっちゃだYO!まずはカットからちまちまとな。

 ところでちょっと前に読んで面白かったのが「実録!あるこーる白書」(西原理恵子&吾妻ひでお共著:協力・月乃光司、徳間書店刊)。
 旦那のアルコール依存症を超えてきたサイバラさんと、自分が依存症に嵌って漫画家ドロップアウトした後、生還した吾妻先生の濃い対談。

 今までサイバラさんは、旦那の鴨ちゃんに対して自分のほうが暴言を吐いていたように作品には描いてきたけど、実際はそれどころじゃなくて、心身ともに竦んで怯えて途方にくれていた話をへらへらと真摯に語っておりました。
 こうでありたかった、そうしなくてはいけなかった、と思う姿勢を漫画に描いてたんだって。
 でも現実を下敷きにする漫画って実際そうやって描くものだよねえ。あった事を描くにしても、時間軸やあったことを全部描くんじゃなくて、「いいたい部分をピックアップしていくつかの出来事をまとめて1エピソード」として描くっていう手法。特にサイバラさんはページ数が限定されてまとめる必要がある漫画の方が、ぐっと面白いし。
 それでもそんだけ深刻な状況で、あれだけ作品を描きあげたのはすごいな!

 吾妻先生もちょうど描かなくなった頃、私はファンのはしくれだったので本気でがっかりしてました。漫画の影響もすんごく受けたし、同じように大好きだったほかの漫画家さんがちょっと後に亡くなったりしていたから、シャレでなく「生きているよね?」とひやひやしていたのだ。
 でも本人の談を聞くと、吾妻先生は良くも悪くも絵に描いたようなオタクで、依存症になっても正しくじめじめ気持ちの逃避を続けていたから、凶暴化するよりひたすらみっともないアル中(サイバラさんに言わせると良いアル中)だった模様。きっと奥さんは大変だったろうけど、治療にぶっこみやすかったのは良かったのかも。
 そして本当に生還してくれて良かった!!

 二人の話で共通してるのは、依存症になった人は本当に人間でなくなってしまう、アル中で死ぬのは「人としての最後を迎えられない」という話。
 鴨ちゃんがガンで治療している間「ガンっていい病気だな。病人扱いしてもらえる」とずっと言い続けていたそうで、吾妻先生も「野垂れ死にするしかないのか」とまで思っていたそうな。

 「ある日から突然、お酒が覚醒剤になって体の害になる」というのが依存症だそうです。
「突然」の量は花粉症のように個人差で、いったん覚醒剤仕様になると精神論では絶対直せない。プロの治療と環境が絶対必要、とのことです。
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