2013/8/14

ともやめ  
 1年前の夏コミで、長年のおたく友達とケンカをしてしまいました。
 というか、私が切られてしまっただけなんだけど、残念とは思いつつ仕方ないかな。という気もする出来事だったのさ。

 もともと友達はネット先輩で強い嫌韓・嫌中派だったのだ。それはまあ本人の思うところだからいいんだけど、イベントでたまにしか会わない私としては、遠い国の悪口よりもおたく話のほうがしたかったので、友達の話をある程度聞いたらキリをみてオタ話に切り替えたりしてました。で、友達もゆるく了承してくれてるもんだと思ってしまってた訳だ。

 その年は友達が、イベント会場で「某国旅行に行ってきた〜」とお土産をくれました。
 そこで初めて「某は嫌地図に入っていないんだな」と知ったんだけど、イベント終了後ご飯を食べに行った折、友達がちょっと元気なくなっている。
 どうしたのかと訊いてみたら、まあなんだ、そのイデオロギー的な事で売り子ちゃんとケンカして、二度と売り子はしないってとこにまで来てしまったそうな。
 それは何と言ったらいいか、まあドンマイ。と話していたんだけど、友達ちょっと火がついてしまって「しょせんあの人は自分の偏った考えにしがみついた狭量な人なんだよ」と言いました。

 私、大体の事はへらへら流すほうだけど、これはちょっと聞いててイヤだった。

 友達はおたく歴も長くて描く作品もすごく面白い。
 そして売り子ちゃんは、買い物目当てではなく純粋に友達の作品を評価して、くそ暑い(またはくそ寒い)環境で長年ボランティアをしてくれてきた。
 それは友達にとって、失ってはいけない大事な関係なんじゃないんか?
 いくらネットの嫌韓・嫌中派の書き込みで、友達が精神的に支えられていたとは言っても、現実の重たい荷物を一緒に支えてくれる人をこき下ろしてまで、大事にしなきゃならない主義なのか?

 ネットの中では同じ考え方の人が集まって話ができるけど、外ではいろんな考えの人がいるんだから、カテゴリのぜんぜん違うおたく仲間でイデオロギーが違う人がいて当然じゃん。謝ったほうがいいよ!

…とオブラートに包まずに言ってしまいました。
 これが友達の逆鱗を踏み抜いてしまって、友達は十数分沈黙した後「一緒に食事したくない」と、先に会計を済ませて帰ってしまいました。

 沈黙中、いろいろ話しかけた言葉は届かなかったろうな。
 意見の違いは、私と彼女では優先順位のつけ方が違う程度なんだけどな。
 彼女はイデオロギーを大事にしていて、私は友達の人的財産が大事と考えているから、まさに私のかました意見は友達にとっては余計な一言だったんだと思う。
 ただいつものように「何言ってるの、私がひよる訳ないでしょう〜」と返って来ると思っていたのが、黙って席を立つほど怒ったのは、それだけ強く反対意見はないと信じてた事だったんだと思う。
 そこんとこは本当に申し訳ないと思うんだ。

 でももし今彼女に会えたとしたら「やっぱ売り子ちゃんとはもう一度話したほうが…」とかいらんこと言い出しそうな私がいるので、これはもう性分が合わないから縁もここまでかな。と思った次第。

 で、なんで1年後にこんなん書いているかというと、先日のイベントで、その場に居合わせた共通の友達に「その後どうなったの」と聞かれたもんで…
 ご心配かけてごめんね。残念ながら終了ですと言う事で。
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