2013/9/4

オタトーク  
 アニメ映画監督の宮崎駿氏が引退表明のニュースがしばらく流れてました。
 クリエイターがわざわざ退職申請するってのはなんだか意外だったけど、きっと線ひいておかなきゃいろいろしがらみが多いんだろうなあ。お疲れ様でした
 たしか以前に2回、「もう監督はやめる」って宣言したけど結局ずるずる復帰してたから、もう大々的にばーんと引退広告せんといかん状態だったのかな?
 私も10代の頃にナウシカとかラピュタとか大好きだったから、あの時代のおもろい作品作る監督さんがまた筆をおく、と思うとさびしいなあ。
 でも実際、元気な頃の作品とやめるやめる言いつつ作ってきた時期の作品とでは、ぜんぜん面白さが違うから、こりゃ英断だと思うわ!

 ずいぶん昔、ふとつけたテレビに漫画家の竹宮恵子先生のインタビューをやってたんだけど、当時週間連載をやっているのが体力的にとても大変だったって話してました。
 漫画は結局人間が手を使って、1枚1枚線を引いて消しゴムをかけて墨汁のフタをあけてペンを使って清書をして、と作っていくものなんだけど、それが印刷物になってしまうと、見る人は最初からあったもののような気がしてしまうみたいだって。

 「この絵が描ける人」が「話を思いついたら」ぱっと漫画が仕上がる。

いやそれないないない!と思いながらも、確かに自分も雑誌を買っていた頃は「1週間したら続きが読めて当たり前」って思っていたなあ。
 人が描いてる!とびっくり認識したのは小学生の頃、水島新司先生の展覧会で本人が隅の机で目を三角にして雑誌の表紙イラストを描いてるのを目の当たりにした時でした。

 漫画もアニメも基本は線画じゃないですか。
 私は漫画絵って、象形文字の一種だと思っているので、だから好きな人と受け付けない人がきっぱり分かれているんだと思うし、文章を思考するようにぱっと出来上がるものなんじゃと誤解する人が出てくる理由なんじゃないかと思ってます。
 そして漫画よりもずっと情報量の多いアニメだと、手書き感はさらに薄れて「まだ元気なんだから描けるじゃん!」って声になるんじゃないかな。
 情報を線画って象形文字に翻訳するには力技がいるさー。
 それにいろんなアニメ畑の方々が鬼籍にはいる昨今、「一人の人が描ける絵の枚数は有限だ!」って真理は当然わかるじゃないよー。
 宮崎氏のオタク度が卑怯なくらい高ければ、カントクやTV局や企業関係の重荷をおろして、こっそり別PNで短編とか作っちゃうんじゃないの?昔ルパンVでやったようなのさ!と密かに思っています。
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