2014/11/1

箱庭  
 相変わらずチキンなわたくし、小鳥を触るのが怖くてできませんが、鳥さんの方は手の動きには敏感の反応する割りに人間の顔が側にあってもぜんぜん怖がる様子がなくて、ゆったりしています。
 やっぱカオは攻撃してこないからかなー。昆虫の世界だったら大型昆虫の頭の前を小型の虫がうっかり通ったら反射で食べられちゃうのにな。
 ともあれ鳥さんは、鼻先で今日ものんびりまふまふしています。
 これは箱庭っぽい世界だね。手が届いても基本的に見守るだけという。

 クリックすると元のサイズで表示します

 箱庭で思いだすのが、前にコズミックフロントで見たバイオスフィア2という、アメリカで90年代に作った人工生態系の施設。
 宇宙空間や惑星地球化の際の生活を想定した場合、閉鎖空間でもミニ地球環境が作れるかという実験で、結果はさくっと失敗・100年計画は2年で頓挫。
 膨大な植物を持ち込んで光合成による酸素供給を計画したけど、思ったとおりにいかず動植物は死んでいき、一部のバクテリアが大量発生して、結果居住している人々の安全性をおもんぱかって中止になったそうな。
 今時の系統樹って樹木の形をしていなくて、こんもりしたブロッコリーか脳みそみたいな形だそうです。その枝々の大半を占めている古細菌やバクテリアのほとんどの正体を人は知らないでいるのに、たまたま一つの建築物を作るときに集めた程度の生物群で生態系がなんとかなると思うのは、あまりにもナイーブというか生物多様性をナメまくっていたんだな、と納得。

 生き物が生き続ける、というのは本来もっと深刻で重いものであるのに、人はわりかし自我が大きくなりすぎて外側にあるものを軽んじてしまいがちな気がするな。とても悩んでいるときは、外の状況にうとくなるものな。
1


teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ