2015/11/17

双方向について  
 すみません、本日分は思う様ぐだぐだ惑っております。

 フランスのテロのニュースをこわごわ見ていたら、日本では「憲法に緊急事態条項を足そう案」が出ていると聞いて怖さ倍増。
 武力攻撃や自然災害のほか、内乱等の国家秩序の混乱の際は、首相に権力を集中させて国民の人権保障などの権利を一時制限させることだそうな。
 戦前の日本とかナチスがやったので有名だよね、これ。

 テロを起こす側の意図とは別に、テロによって具体的に潤う輩は確実にいて、それはこうしてすぐ迎撃迎撃いう立場の人たちだと思った。
 防衛装備庁でもハラたてたけど、一億総活躍国民会議ってのも英語圏の記者の間ではNational Mobilization=国家総動員と訳されているってな。なんという昭和初期臭。こういうのを支持している人が日本人の4割というのが、私にはさっぱり合点がいかない。

 フランスのテロ事件に話戻して。
 自分の胸に手をあてて思い出してみたら、ニュースを見た時最初に思ったことは「また戦争が増えるんだろうか」だった、不謹慎ながら。でもって、これと同じことをずっと前の911のテロの時も最初に思ったんだった。
 要は加害者側が攻撃される事が、私にはショックだったのだ。テロの衝撃ってのは多かれ少なかれそういうことなのかと思うと、大きな自己嫌悪に襲われる。
 今年の初めのシャルリー・エブドの事件の時も、加害者側が攻撃されたからこそニュースになったことに違和感を感じた人は少なくなかったと思う。
 今回も、なぜフランスの前のシリアでの被害を取り上げないのかと突っ込む意見をいくつか目にして、少しだけ息がつけた。今まで脊髄反射で怒る意見しか取り上げてこなかったメディアに、やっと双方向機能がついたような気がして。
 まだ本当にささやかだけど、なんでやと考えることを止めるのは絶対いかんと思うので。

6


teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ