2016/5/9

仁王はどこだ。  
 私は定期的に絵がくずれるというか普通に描けなくなるタチで、それまであんまり考えなくてもとれていたアタリがなんかブレてしまって、全体の形がひしゃげてしまうのでした。
 普段もそんなにきれいにとれている訳ではないから、こういう時はアタリの段階からぐだぐだ描いちゃ消し!を繰り返してまとめるしかないんだけど、それをしぶとくやっていると、またやんわり芯が固まってくるような感じであります。

 漱石の「夢十夜」に運慶の夢の話があって、なぜか明治の世に運慶がいてでっかい仁王像を彫っている、見物人の話では、木の中に仁王が埋まっていて、それを運慶は掘り出しているだけだというので、帰宅して自分ちの薪を掘って仁王を探してみたけど掘り当てられなかった、明治の木には仁王は住んでないらしい。てな感じの、もやっとした夢のお話でした。

 でもこのもや。はとても納得な感覚です。描いても描いてもどうにも形が取れないときは、今紙の中に誰もいないのかもしれん…とよく思うからさ〜。

 いや、要は表紙がなかなかかけなくて困ってるんだけどさ〜〜。(言い訳)
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