2016/12/31

遠い遺伝子  
 今年見たEテレの番組「ダーウィンがきた」で、にゃんこ話があったね〜という話をのんちゃんちでしてきました。
 九州の大学の先生が、地元県の島のにゃんこのオスの順位争いを調べた話。

 漁業が盛んだから猫たちは食べ物にはそんなに困らないけど、メスの取り合いはわりとシビアで、強いオスを頂点にした厳しい順位階級があるそうな。そしてライオンと同じく猫も子育て中のメスはオスになびかないからオス猫の子猫殺しがよくあって、なので育児中のメスはたいそうファイターになるとか。

 でも面白かったのが、せっかく外にゃんの間で厳しい順位争いをしても、あっさりメス猫はどっかの家で飼われている「よそから来たオス猫」をパートナーに選ぶ率がぐっと高いんだって。
 調査した先生が猫の血統を調べてみたら、外にゃんはオスメス共通で遺伝子の型が近い、要は血縁にゃんこなんだな。そしてメスにゃんは、自分と近い型の遺伝子を持つオスより遠いタイプのオスの方に惹かれ易いという、島にゃんには厳しい結論がでました。
 でも生き物が多様性を持ち続けている方が生き延びる率があがるって事を考えると、うまくできているシステムだなあと思ったのよ。

 その前にのんちゃんと匂いの話をしてたんだけど、そういえばと教えてくれた、アメリカの大学の先生が試してみた「人間の匂いの好み」の研究の話。
 何人かの女子に、いろんな男性の写真や動画などを見せて好みのタイプを選んでもらう、それとは別にそれぞれの男性の匂いのついている服などを密封した状態で持ってきて開いてもらって、開けた時にどれが好ましいかまた選んでもらう。
 前者で選ばれたAと後者で選ばれたBは当然ほとんど異なるんだけど、では実際相手に会ってもらって「この人が一番いい」と選ぶのが調査B(匂いの好感度が高い方)がぐっと多かったそうな。
 でもって、これも遺伝子の型が遠いタイプだったそうで、要は匂いは「生まれつき備わった」ものらしいって話。

 まあきっとサンプル数もそんなに多くないだろうからこれで決まりって話ではないんだろうけれど、今までもやっと「フェロモン感じる」とかで表現されていたものの一部は、こういうのも原因なのかもしんないね〜。とか喋くってきたのだ。

 ヒトは目で見たものを認識するために脳みそで視覚情報処理をするけど、それに使われるより数倍の情報量を嗅覚の処理に使ってるんだって、と昔ドラマのERで聞いてマジっすか!と思ったけれど。
 思えば匂いの自覚って「その匂いがした時」に初めて発動して、それが通り過ぎた後は記憶で再現するのがものすごく難しい(私の場合だけど)なあ、と思ったんだ。
 春のにおいとか、雨の後や直前の匂いみたいに何度も経験して覚えるものもあるけれど、たとえば○○ちゃんちの家の匂いとかは、確かに強烈に感じたのに後になって思い出すのはめっぽう難しい。


 まったくもって年の瀬までとりとめない話でスワン。
 あっ、今年は年賀状出すのが今日の午後になってしまったから、きっと届くの遅くなると思います。ゴメンヨー。
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