2017/1/28

1984  
 CNNニュースで、オーウェルの古典SF「1984」がベストセラーランキング上位に浮上してきたってあった。
 すごいな、上からの締め付けが確実になった時に社会がこういう反応を見せるのって、とても健全だと思う。


2017.01.25 Wed posted at 12:46 JST(CNN)

トランプ新大統領が就任した米国で、ジョージ・オーウェルの小説「1984年」がベストセラーランキングの上位に浮上している。

米ネット通販大手アマゾンの売り上げランキングでは、24日午前に1984年が6位に浮上。23日のランキングでも5位〜7位で推移していた。

近未来の全体主義国家を描いた同小説は1949年に出版され、20世紀有数の影響力を持つ小説と評されている。全体主義国家「オセアニア」が「ニュースピーク」という言語を使って思考の自由を統制するという筋書きで、政府は監視を張り巡らし、宣伝文句を用いて絶対君主「ビッグ・ブラザー」の正当性を強要する。

トランプ政権のショーン・スパイサー大統領報道官は20日に行われた就任式の聴衆の規模について、就任式の「期間」としては史上最大だったと発言した。しかし写真や統計が裏付ける現実はその逆だった。

トランプ大統領側近のケリアン・コンウェイ氏はその後、スパイサー氏が誤った説明をしたことについて「alternative facts(代替的事実)」だったと弁護した。

この発言は、1984年の小説に登場する「真実省」を思い起こさせる。オーウェルによれば、真実省では「うそ」を操っていた。

注目されたのはトランプ政権のためだけとは限らない。米国内では多くの学校が同小説を必読書と位置付ける。米中央情報局(CIA)元職員のエドワード・スノーデン氏が米政府による国民監視の実態を暴露した2013年にもベストセラーに浮上していた。

(CNNより)

「1984」は、実際1984年になるちょっと前にブームになったときに読んだなあ。お子様にとってこわいディストピアものだったけど、その5年後ぐらいに社会主義が崩壊した頃、小説のモデルになったスターリンやフルシチョフの頃の資料が明らかにされて、本やドキュ番いろいろ見て、国家が本気で個人を攻撃することの恐ろしさに震え上がってました。
 先にフィクションの小説を読めてちょっと助かった…。
 
 私は、もう4年か5年にわたってかなり危ない方向に社会が転がり続けているのに、不思議と根拠のない希望を振り回してまわりを見回さない日本の反応に較べて、アメリカの市民のかなり早い反応というかこういう反射を示すの、すごいなと思ったYO。
 シロウト意見だけど、トランプさんてあの調子でやっていったら、経済回復でつまづいてつきあげくらってしまいそうでな。そういう時にアメリカ政府がいつもやってきたのは、外に敵を作って戦争を始めることだから、私はそれがおっかない。
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