2018/2/21

本の効能  
『暴力の人類史』(byスティーブン・ピンカー)って本の話題をネットで見かけたんだけど、これがとても面白そうでした。

「ちょうど今読んでるこの本で、何千年も当たり前に行われてた拷問や残虐刑が18世紀頃に突然姿を消した要因として、出版の爆発的増加、即ち読書習慣の普及が挙げられてるんだよ。
人々が読書を通じて他者の視点を体験することで、他者に共感する能力が育まれ、社会規範の進歩に繋がったんじゃないかって」

「人間はさ、学習しなければ、せいぜい自分の周りのごく狭い範囲の人々に対してしか共感や同情心を持てないものみたいなんだよね。
いま多くの人が人間なら当たり前に備わっているもののように思っている「良心」などと呼ばれる感性も、本当は当たり前なんかじゃなく、学習の結果身に付いたものなんだ。」
 arima‏ / @arima_yukimi 2018/02/21

 arima氏の言ってる「他者の視点を体験する」って本や映像に囲まれた今の感覚ではしごくありきたりの感覚だけど、それが一切得られなかった頃って共感を得る・伝える方法がどんだけ大変だったろうかと想像すると恐ろしいな。

 この話題のリプライにあった
「18世紀の英仏で流行した書簡体小説というジャンルを通じて、人間の「内面」という考え方が普及し、自分以外の人(特に身分の低い人や女性)にも「内面」が存在するということへの理解が広がった」たまさか(Tom. TK)‏/ @TamasakaTomozo 2018/02/21
って話もユリイカ。今も酷い犯罪があるたび「なぜこんな事が悪だと判断できなかったのか」って社会が疑問を投げかけるけど、そもそも人は学ばないと、共感することも悪を知ることもできないんだな…
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