2018/3/10

文革連想  
 最近、海賊サイト・漫画村の問題が話題に上がって、その後漫画家の手取りの話を聞くようになりました。
 漫画家って連載だけでは食べて行くの大変だから、単行本が出たり増刷がかかってやっと安定してくるYO!という話。それを食い荒らす海賊無料サイトはほんとに厄介なんだけど、利用する側があまりに意識低いのどういうことよーってな。

 何度もくどく主張したいんだけど
 漫画って道具とか材料より、描き手の技術(話&絵の)の対価だよね。同じように保育士とか教育関係も、人の技術や知識を提供する対価を出し渋った結果、人手不足や学校の荒廃が起きてる、前にiPS研究の研究費が足りなくて山中先生が金策して回ってる件も似た感じで、知識と技術の評価が低くて研究維持が大変になってる。

 モノ(物質)には金を払うけれど、技術や知識を軽んじるって今の空気の結果が、いろんな職業を圧迫してるような気がしてたまらんのよ。漫画だけの話じゃないと思うんだよ。


 意地が悪い見方だけど、他者のインテリジェンスを否定したい・評価したくないって空気、強くないかい?

 昔、中国の文化大革命の本読んだ時、なんか似た印象を抱いたんだよね。
 文革って私の世代では学校では全く習わなかったから(映画「覇王別姫」見て初めてあんな苛烈な悲劇がごく最近、隣の国であったって知って驚愕したよ)
 貧富の差が激しく、貧しい側が革命を起こした側にうまく使われて文化人たちを迫害した時、真っ先に攻撃されるのは技術や知識をもったインテリ層だったって。
 そういう攻撃は文革ってスタートボタンによって作動したものなんだろうけど、でも絶対文革が始まるまでにそういう空気が醸成されていたんじゃないかと思うんだ。今の日本みたいに。
7


teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ