2018/7/9

物語を描く媒体って  
 また朝ドラ話漫画ネタになるとついついひっかかってしまうんだけど、たぶんそれは普段絵を描く人たちって、いつも一人で黙って自分なりのやり方で作業をしているから「ドラマではこんな感じだよ〜」と言われると、えっやり方違うすげっとか、なんだとメンタル弱エなとか、ちゅんちゅん言いたくなるんでしょうなあでへへ。

 というのはさておき、ちょっと気になったの、ヒロインが漫画の仕事がなくなったから代わりにやってるイラスト仕事を一段低く見ているような、負け犬仕事扱いしてるのがイヤだなあって思ってたんだよ!
 したら現役レーターさんが、イラストレーターの仕事への姿勢を丁寧に書いて「現場の人でこういう人はいないと思うよ」とブログで伝えてくだすったのでとてもほっとしたんだ。

 前にも書いたけど、たぶんテレビの世界だとあるんだろうね、時間帯によって局によってスポンサーによって勝ち負けを評する線引きが。
 それを自然に漫画描きやイラストレーターにも当てはめてしまってるんだと思うんだけど、それぞれ矜持と責任感もってやってる人たちがほとんどなんだから、あまり一本調子で押すのは勘弁してほしい。

 あと漫画の世界では、80年〜90年代って作家にも出版社にも、ほんとに大きく成長したすごく豊かな20年だったと思うんだけど、TV的にはちょっと否定したい要素が多い20年だったみたいで、否定というかなかったこと感が強すぎるような気がするなあ。

 思えば先のオウム真理教の麻原氏だって、90年代アタマにはゴールデンタイムのバラエティでとんねるずと組んで番組コーナーもっていたんだし、今世紀では眉を顰めるような「女の子達を集めて尻だけたくさん映したワク」の中でコメンテーターが解説する生臭げな番組もあったし、いろいろTVの娯楽が「調子にのりすぎた」時代だったんだと思うのね。
 ただその時代を描いていますっていう作品を作るのであれば、もうそれはハラをくくって「TVってバブリーでやかましいよねー」って言うくらいの客観性が描けなければ、それは作品を作る矜持を持っているとはいえないと思うのよ。

 1枚絵を描くイラストレーターだって「地蔵をかけといわれればいろんな地蔵の資料を集め、死体を描く仕事の時はキモチ悪くなりながら死体の資料を探す」んだよ。
 ドラマ作りには、もっとじかに触れなくてはいけないものが、たくさんあるんじゃないのかなあ、主に自分自身に関して。
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