2018/11/22

その道の人の声  
 芸術家や表現者による性犯罪に対して書かれた、演出家の平田オリザ氏のブログ記事が秀逸だった。(小児性愛犯罪を犯して実刑を受けた演出家が、再度舞台演出に携わることについての記事、の補足記事。)
 → http://oriza.seinendan.org/hirata-oriza/messages/2017/12/22/6613/
 特にこのくだり。

「 私はこれまで、演劇は、少なくとも劇場は、学校や病院と同程度の公共性を有すると考え、それを表明してきました。それがなぜかは、たくさんの著作に書いてきたのでここでは割愛します。
たとえば、教育の世界において、ペドフィリア(小児性愛)によって性犯罪を犯した教師に対して、「二度と教育界に関わって欲しくない」と意見を述べても、「厳しすぎる」という意見は、あまり出ないのではないかと思います。
もちろんそこにさえ寛容であれという方もいらっしゃるでしょう。演劇と教育は違うという方もいらっしゃるでしょう。しかし、私は演劇界も、せめて教育界と同程度には、このような事柄には厳しくあるべきだと考えます。これは犯罪者の更生の問題とは別次元の話です。」

「セクハラだけではなく、人権を抑圧するような行為によって成り立つ芸術は、もはや許されない。」

 事件がおきたときって、外野とその畑の人とではどうしても価値観や対応が異なるけれど、中の人はこのぐらいの当事者意識をもってほしいし、外野の人は自分の感情をこういう「その道の人の矜持」にねじ込まないでほしい。

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