私は、以下の動機で、コンパクトデジカメが欲しくなりました。
・フィルム一眼のサブカメラとして使いたい
・カバンに忍ばせておいて、スナップやお散歩写真撮影用に使いたい
コンパクトデジカメ、実は一台持っていたのですが、その機種に「古さ」を感じていましたし、一台新しいものがあっても良いだろう、と考えたわけです。
ただ、この時点では、具体的機種はイメージできていませんでした。
そんな中、夜中に放映されていたTVショッピング番組、
「ジャパ○ットたか○」(笑)で、ニコンの最新型コンパクトデジカメである
「クールピクスP5000(P5000)」が取り上げられていました。
まぁ、あの手の番組は、取り上げる製品を最大限褒めます(笑)。
しかしそれでも「P5000」は、魅力的に感じました。
ただニコンは、昔からコンパクトカメラが、そんなに上手ではありませんでした。
そのあたり「どうかなぁ」と思いつつ、スペック等を調べ、
また他の候補機種のピックアップをはじめました。
クールピクスP5000のサイトはこちら
P5000を調べるうちに不満に感じたのは、広角域。
35mm換算で、36mmなのです。
この機種の購入を考える人の多くは、やはりこの広角域に不満を持っているようです。
ただ、1000万画素オーバー、光学式手ブレ補正、(実用は難しいと思いますが)ISO感度3200設定可能、(私には不要ですが)顔認識AFやシーンモード搭載等々、そしてニコンの現行コンパクトデジカメ中最上位機種でありながら、実売価格が意外に安いのです。
何よりも、造りがニコンらしいしっかりした感じでした。
グリップ感も良さそうです。
これらから、P5000は第一候補になりました。
対抗機種は以下の通りです。
・リコー・GRデジタル
・リコー・キャプリオGX100
・オリンパス・キャメディアSP550UZ
・(一応)キヤノン・パワーショットG7
ただ、オリンパスは大きいし、少し高いので外れました。
キヤノンは・・・やはり少し高くてゴツい。
最後まで残ったのは、リコーの二機種でした。
しかし、GX100は、コンパクトデジカメを買おうという当初の動機からすれば、
「価格も性能も、ここまでのモノは要らないなぁ」と思いました。
今回の候補の中では、最も値段が高い機種です。
但し、広角24mmと外付けファインダーは本当に魅力的でしたが・・・。
そこでGRデジタルが、俄然浮上してきました。
この機種は、物凄く評価の高いデジカメです。
28mm単焦点レンズが、何よりも魅力でした。
またGX100登場により、価格が下がってきていました。
大きさや重さも、申し分なし。
P5000か、GRデジタルか・・・。
更には、「まてよ、これならフィルムコンパクトでも良いのではないか?例えばコンタックスT2だとかフジのナチュラとか。いや、ローライ35も憧れだし、お散歩ならペンやXAでも良いのではないか?」と思い始めました。
従って一時期、頭の中が混乱して収集がつかなくなりましたよ(笑)。
しかし、フィルムコンパクトの魅力も甚だ大きかったですが、ここは気軽さと最初の動機を鑑みて、コンパクトデジカメにしようと思いました。
従ってP5000とGRデジタルに、もう一度選択肢を戻しました。
そして選択の決め手になったのは、カメラ店店員の一言でした。
「フィルム一眼が単焦点レンズを使うことが多いのなら、デジカメはズームの方が面白いかもしれませんよ」
私は「ああ、そうだなぁ」と思いました。
また、フィルム一眼もニコンですし(F100)、同じメーカーなら操作性に統一感があるかもしれないなとも思いました。
そこで、P5000に決めたのです。
(写真のストラップは、別売りです)
購入後一ヶ月経ちました。
何かの折に使っていますが、まだまだ慣れない点ばかり。
しかし、画質は予想以上に良いですし、使いやすさも充分。
個人的には、良い買い物だったと思っています。
これから、折に触れて「使用レポート」なんか出来れば、良いなぁと思います。
一番下の写真の、データです。
焦点距離: 7.5mm
露出モード: 絞り優先オート
測光モード: マルチパターン測光
1/316.2 秒 - F/7.6
露出補正: 0 EV
感度: ISO 64

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