相変わらず暑いものの、
最近はさすがの大阪も、朝晩は少し秋めいてきました。
昼間も暑いのですが一頃に比すれば、
汗の出かたや引きかたが、変わってきたように思います。
でも、残暑はまだ続くのでしょうね。
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今日の記事は、まだ大いに蒸し暑かった、数日前のことです。
先日、少しだけかき氷の事を書きました。
最近は、和風の甘味処に比較的良く入り、かき氷を食べることが増えた・・・
と書きました。
当然、私はかき氷が大好きです。
しかし、一方で疑問も抱いています。
かき氷、特に梅田などで食べようとすると、高いです。
宇治金時でしたら、900円くらいイカれる場合があります。
本当に高いです。
「涼が取れて、すっとするのなら良いではないか」
こうも思うのですが・・・。
実は。
かき氷の原材料を考えると、
少し疑問を抱きます。
言うまでも無く、かき氷の原材料は
「水」です(笑)。
宇治金時なら、
プラス宇治茶シロップやら、小豆やら、場合に拠れば白玉やらが付きます。
しかし、主たる原材料は「水」です。
これが、場所に拠れば900円もするのですよ。
もちろん、ちゃんと氷屋さんから買っていたり、
上質の水を使っているのなら判ります。
でも、ひょっとすると、水道水を使って凍らせているだけかもしれない。
もちろん、そうではないと確信します。
しかし、それでも900円近くするのは高いのでは・・・。
私の考えが「せこい」のは、判ります(笑)。
でも、腑に落ちない部分を打ち消すことが出来ません。
・・・と書きましたが、やはりかき氷は好きです(笑)。
従って、甘味処に入れば、この時期はかき氷を食べることが多いです。
ただ、梅田は高いので、暑さや疲れが限界に達した等(笑)
余程でないと入れません。
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先日のある暑い日。
どうしてもたまらなくなり、かき氷が食べたくなりました。
場所は、我が地元です。
地元だと、そんなに高くないのは判っていますが、一方で甘味処はありません。
従って、普通の喫茶店に入ることになります。
安いお店は数店知っていますが、違うお店に行きたくなりました。
そこで以前、冬に一度だけコーヒーを飲んだお店の前に行ってみました。
地元ではありますが、家からは近くないそのお店。
あまり、寄る機会がありません。
しかそ、その日は近くまで来ていました。
店頭にはジャズのレコードジャケットをあしらった看板があり、
実に渋い雰囲気です。
お店は、ビルの2階にあります。
コーヒーを飲んだときは、当然入店したのですが、
店内のBGMももちろんジャズオンリー。
音響も良く、非常に良い感じのお店でした。
そんなお店ですから、かき氷なんて無いだろう・・・と思って行ってみました。
すると予想に反し、
そのジャズのジャケットをあしらった看板に、「氷」の小さな幟が(笑)。
ミスマッチにも思いましたが(笑)、良いのです。
そして、値段が貼り出してあり、イチゴ等だと300円。
最も高い宇治金時でも、500円。
正直、安いです。
ただ、商品写真はありません。
「どうだろう、この金額だし、量が少ないかもしれないなぁ」
一瞬そう考えましたが、もう暑さや疲れもピークでした。
従って、勇躍、階段を昇って入りました。
当然、宇治金時を注文します。
500円ですから(笑)。
お店の中は空調が効いて涼しかったですが、何せ、かき氷を食べるのです。
お水も飲まずに我慢し、出てくるのを待ちました。
ただ、かき氷にしては出てくるのが多少遅いです。
でも、そこで大暴れなどするはずが無く(笑)、じっと待ちました。
すると、出てきました。
「!!!!!!!!」
驚きました。
物凄く「デカイ」(笑)。
本当に「デカイ」のです。
日本語で書くならば「多い」ですが、
「デカイ」の方がぴったりの表現に思いました。
お店の人には無許可でしたが、思わず写真を撮りました。
何せ無許可なので、あわてました。
従って、後ろにお手拭がありますが、お許しを(笑)。
多少色かぶりがあるように感じますが、お店の照明自体が暖色系。
従って、ホワイトバランスは「オート」ですが、
カメラは間違った判断を行っていないと思います。
P5000、なかなかやるではないか(笑)。
比較するものが無いので、デカさが判り難いと思いますが、
私が言うのです。
本当にデカイです。
氷の量はもちろんですが、上に乗っている小豆とバニラアイスクリームの量が、
これまた凄くて素晴らしい!!!
更に練乳も少々掛かっており、言うことありません。
そして、実際食べてみると、一層そのボリュームを実感しました。
当然、上の小豆やアイスクリームは出来るだけ後に残しておきたいので(笑)、
下部の氷から食べます。
しかし下手に食べ進めると、
上の小豆とアイスクリームが崩れ落ちてきそうになります。
将棋の「山崩し」みたいに、ゆっくり、そっと、丁寧に食べます(笑)。
そして、当然ながら量が多いです。
「蕎麦と甘いものは別腹」がモットーの私ですが(笑)、
さすがにこのかき氷は、食べていて少し「不安」を覚えました。
「完食できるだろうか?」
「後で、お腹が緩まないだろうか?」
しかし、そこは私です。
残すなんて、プライドが許しません。
原材料が水ですが、エコにも反します。
きっちり最後まで食べました。
しかも、小豆とアイスはできるだけ後に残して(笑)。
本当に、ここのかき氷は、値打ちが特大です。
どうでしょう、女性や子供なら、完食できないかもしれません。
梅田等で、場合によっては900円するかき氷に比べ、
地元のこのお店は、食べる側の費用対効果が甚だ高いです。
また機会があれば、行きたいです。
そして、当ブログでは初めてですが、お店の紹介をば。
本当は、ジャズのジャケットをあしらった看板の写真を
撮っておきたかったのですが、
かき氷バージョンだったので(笑)、やめておきました。
こちらに来られる機会がありましたら、是非入ってみてください。
そして時期的に可能なら、かき氷を注文してください。
大満足されると思います。
コーヒーは詳しくない私ですが、もちろん、コーヒーも美味しかったです。
◎「蘭豆」(らんず)さん
大阪府吹田市朝日町15-24
JR吹田駅(北口ではなく、中央改札)より、徒歩約3分くらいでしょうか。
「旭通商店街」にあります。
なお、「蘭豆」さんのサイト等は、今のところ無いようです。

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