今日の記事は、少し専門的になるかもしれません。
ただ、今後もヤシカフレックスにはお付き合い願いたいので(笑)、
あえて「記録」として書き留めます。
すみません。
今回、ヤシカフレックスで写真を撮りました。
判ってはいましたが、実に難しかったです。
それは、全部自分でやらなければいけない・・・と言うからではありません。
その部分は、むしろ「愉しい」です。
では、何が難しかったのか?と言いますと・・・。
去年、近所や万博の撮影持には、露出に「シビア」なポジを使いました。
その時の結果プラス過去の経験から
「シャッタースピードの調整が必要」とは感じていました。
私の持つ固体の場合、恐らくシャッタースピードが若干遅くなっており、
仕上がる写真が少しオーバー(明るく)になるのです。
ただ、その箇所を「クセ」と捉えて撮影時に修正してやれば、
調整に出さなくても良いと思いました。
従って、今回は露出に「寛容な」モノクロネガを使いはしましたが、
単体露出計と(頼りにならない)自らの勘で叩き出した絞り値よりも、
少し絞り込みました。
結果。
一部を除き、大方がアンダー気味(暗い)でした(泣)。
PCに取り込むと
(この作業も、難儀しました。スキャナーが言う事を聞かないので・・・)、
多くが私のイメージよりも暗かったのです。
一方、実は今回、何枚かを現像所でプリントしました。
その際、職人による「手焼き」は単価が高いので(笑)、
とりあえず安価な「機械焼き」を選びました。
「手焼き」なら、こちらの意向を反映してくれたり、
職人が明暗を適宜判断して焼いてくれます。
一方、「機械焼き」は、機械が自動的に調整してプリントします。
その「機械焼き」で上がった結果を見ると、こちらはオーバーです。
イメージよりも相当明るかったです。
同じ写真なのに、全く仕上がりが違います。
「一体、どないなってんねん??」
こう思いました。
勿論、PCに取り込んだ物を万能とは、全く思いません。
しかし、一方で機械焼きの機械も、個々に特徴がありますから・・・。
ただこれは、やはりネガ自体が暗いから、
機械が「明るくしないといけない」との判断を行った結果だと思うのです。
つまり、撮影されたネガの多くは、やはり暗めだったと考えます。
ただ「寛容」であるネガだったので、写真として破綻しなかったのでは?
こう思います。
従って・・・。
今後、ヤシカフレックスにカラーポジを詰める時は、
若干絞り込む(或いはシャッターを速めに設定)。
モノクロネガの場合は、そんなに神経質になることなく、
単体露出計と(アテにならない)私の勘通りでも良い。
こう判断しました。
幸い、モノクロフィルムは少し買い込んでますので、
おいおい実験しようと思います。
更に、モノクロに準じるとは思いますが、
カラーネガもどうなるのか?もやってみたいです。
すみません。
本当に専門的で(笑)。
もっと色々細かく書こうかな?とも考えましたが、これでやめておきます。
では、写真です。
今日は、専門的に過ぎましたので、「小出し」の大原則を破ります。
と言いましても、2枚だけです(笑)。
この写真は、PCに取り込んだ物です。
ほこり除去以外は、補正していません
(ただ、上の写真にはスジが入っています。スキャン時のものと思いますが、
どうしても除けませんでした)。
まずまずイメージ通りです。
ただ「機械焼き」でプリントされた物は、やはり明るくなっています。
使用フィルム:フジNEOPAN100 ACROSS
使用フィルム:コダックT−MAX100

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