今日で、7月も上旬は終わり。
確かに今日の日中は暑かったですが、家ではエアコンが恋しいとは思いません。
7月10日の段階で、これはすごい事です。
節電の夏。
今の所、お天道様も、少しお慈悲を掛けてくださってるのかもしれません。
ただ勿論、このままの暑さで終わるはずはありません。
いや、終わってはいけません。
冷夏だと、農作物に影響が出ますし、
レジャー関係で生計を立てている人たちも、困ります。
暑いのが嫌いな私でも、そう思います。
となると、いずれ暑くなりますから、節電意識を保たないといけません。
先日、大飯3号機が再稼動。
フル出力になったとのことで、幾つかの電力会社管内の節電目標が下げられました。
関西電力管内は、15%以上→10%以上に。
もしも大飯4号機もフル出力になれば、
関西広域連合は10%以上のままに据え置くとの方針ですが、
国や関西電力は、地元と話し合った上で更なる数値の緩和を慎重に検討するそうです。
・・・正直、目標は下げなくて結構だと思います。
確かに、町工場等のためには、下げた方が良いでしょう。
ただ、一般家庭において、15から10に変わっても、
何をどう緩和すればいいのか、ちんぷんかんぷん。
昼間、じゃんじゃんエアコンを使っても大丈夫!!と言う事では
全く違いますし・・・。
そして「緩和」となると、どうも誤解してしまいます。
大飯3,4号機がフル稼働しても、
一昨年並みの猛暑になれば、ほとんど余力はないそうです。
そんな状況で、もしも火力発電所が故障でもしたら・・・。
クラゲが反乱を起こして(笑)、発電所の稼動に影響を及ぼしたら・・・。
一気に、電力供給は危うくなります。
なのに「目標緩和」されると、正直「安心=油断」してしまいます。
そういうイメージが先行してしまいます。
実態は、全くそうではないのに・・・。
もう、この夏は15%でいく・・・。
このほうが、緊張感も危機意識も高まってイイと思いますよ。
何だか「原発さえ動かせば・・・」と言う「安心感」を植え付けようとする、
「作為」を感じます。
もう一歩踏み込んで考えれば
「止まっている原発を更に動かせば、もっと安心ですよ」との
「裏」も読んでしまいます。
またもや「実体隠し」の「安全・安心神話」推進でしょうか・・・。
節電要請が終わるのは、あと約二ヶ月後。
その時、どうなっているのでしょうか・・・。
写真は2枚。
桜が終わった頃、撮りました。
大阪の北新地です。
カメラ:オリンパスOM−1
レンズ:G.ズイコー28mmF3.5
Y2フィルター使用
フィルム:コダック トライX

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