今日は久々、長くなります。
11/12、ポール・マッカートニーのライブに行ってきました。
彼の「ちゃんとした」(汗笑)来日は、今回が4度目。
1990年の際は、
丁度私がイギリス一人旅に行っていたので足を運べませんでした。
しかし今回は、93年、2002年についで3回めのライブ参戦です。
前回は大阪2回公演両日とも行きましたが、今回はこの日のみです。
従って「きっと最後の来日公演。大いに目に耳に焼け付けてこよう・・・」。
こう「決意」して京セラドーム大阪に向かいました。(笑)。
そして、万障繰り合わせの上(笑)、
比較的早い時間にドームに着きましたが、既に混雑が・・・。
奥に向かうのは、グッズ売り場にへ行く人並です。
そのグッズ売り場でも、当然混雑。
私は通常、コンサートプログラムしか買いません。
だから、辟易しました(笑)。
特に、Tシャツなんかはサンプルを吊ってないものですから、
対面でいちいち模様やサイズを確認する人が多数。
だから混むわけで、もう少し展示方法を工夫して欲しかったですね。
因みに、関西空港に到着した際に着用していたハッピ。
何と!!売ってまして(勿論、彼と奥さんが来ていた「その物」ではありません)、
価格は1万円(!)。
勿論買いませんでしたが、商品化されていた事とその価格に驚きました(笑)。
また、前回は三菱自動車がスポンサーに名を連ね、
コルトの広告も兼ねたプログラム封入用の袋をくれましたが、
今回はそういうのはなし。
エコには良いのでしょうけれど、
サイズの大きいプログラムを持って帰るには、多少苦労します。
私は大きめのカバンを持って行ったので、事なきを得ましたが・・・。
代わりに、それ用に・・・でしょうか。
スタンプを押してカスタマイズできるタイプの布製トートバッグに、
ロゴ等を印刷したグッズが売られていました。
これが1,500円。
これも・・・ちょっと高く感じてしまいましたよ(笑)。
まぁ、記念グッズって、こんなものでしょうけれど・・・。
・・・とここまで、批判的なことを書きましたが(笑)、
プログラム自体は非常に良いものです。
ちゃんと日本語訳されてます。
過去、誰とは言いませんが(笑)、海外で売られているもの(英語版)を、
何も手を加えること無く、同じくらいの価格で売った例もありました。
それに比べれば、遥かに良心的です。
何と、3Dメガネ付き
このようなショットが数ページあり、
3Dメガネで見るようになってます。
この企画は、面白く感じました。
さて、開場が20分、開演も約20分遅れて始まったライブ。
素晴らしかったです。
もう、全く年齢を感じさせぬ約2時間30分39曲、
休みなしのパフォーマンス。
激しい曲あり、彼一人の弾き語りありと、バラエティに富んでました。
当然、ベース、ギター、ピアノを曲によって担当し、
相変わらずのマルチぶりを披露。
これだけ楽器をくるくる変えて、ちゃんと弾けるなんて凄いです。
ただ、個人的にはもっとベースプレイが聴きたかったですね〜。
何せ、我がベースの「心の師匠」ですから♪
キーを下げない、
極力オリジナルに忠実なアレンジを心がける演奏は相変わらず。
そしてこれも相変わらずですが、バンドメンバーのみでコーラスも担当。
ホーン等が入る曲はシンセサイザーでカバーしたりして、正にバンドのみの音。
これが、カッコイイです♪
私は、知ってしまうと面白く無いので、セットリストを事前には調べません。
そんな中感じたことは、確かにビートルズナンバーが多いのですが、
ウイングス、ソロも適宜盛り込まれ、素晴らしかったです。
新作『NEW』からは4曲が披露されました。
個人的にはこのアルバムは傑作だと思ってますから、
全曲演奏されても良いとさえ考えてます(笑)。
ただ、それは無理ですし、もっと少ないかな?
と思う中4曲演ってくれたのは良かったです。
また、ヒット曲や有名曲がまだまだ沢山あるのに、敢えて地味めな曲も演奏。
この引き出しの多さも、さすがだなぁ・・・と感じました。
最初の奥さんリンダ・マッカートニーさん、今の奥さんナンシー・シェベルさん、
ジョン・レノン、ジョージ・ハリソンに捧げられた曲もありました。
そして「震災で犠牲になられた方々に捧げます」と演奏されたのは、
「レット・イット・ビー」でした。
アンコールは、2回に分けて合計6曲。
その中で「デイ・トリッパー」が演奏されましたが、
この曲のかっこ良さを改めて認識しました。
因みにこの曲は、私が大昔、初めてエレキベースを買った時、
最初に弾いた曲でもあります♪
最後の「ゴールデン・スランバー〜キャリー・ザット・ウェイト〜ジ・エンド」、
つまり「『アビイ・ロード』B面メドレーの後半」の際には、
これで今回も終わりか・・・とウルっとしてしまいましたが(笑)、
最初から最後まで見事なライブでした。
明るくひょうきん、
サービス精神旺盛な彼らしいトーク
(11年前同様、スクリーンに日本語訳が映されました)や動き、
そして、忘れてはならない爆笑・大阪弁パフォーマンスも含め、
心から楽しめました。
3回の事前抽選に悉く外れ、
一般発売もチケットぴあでは買えず・・・。
何とかローソンチケットで入手できた、
最後に残っていた「注釈S席」。
機材等で見難い・・・とありましたが、案外良い席でした
正に「残り福」。
昔、ストーンズの時。
アリーナの後ろの方を取れた事があります。
正直、それよりも良かったと思います。
カメラは持って行ったらアカンやろう・・・。
こう思い、置いていきました。
まぁ、GRデジタル4の広角28mmでは、
ちゃんとは撮れなく思います(笑)。
そこで、携帯電話のカメラで撮りました。
正直、コレが限界・・・。
昨日、私は初めて「スマートフォンはいいなぁ・・・」と思いました(笑)。
そして因みに、
カメラは「プロフェッショナルモデル」以外は良いようです。
ならばノイズの問題はありますが、
望遠タイプのコンパクトデジカメは良いのですな(笑)。
いや「プロフェッショナルモデル」でないのなら、
ミラーレスや「エントリー一眼レフ」、
例えばニコンのD3000番台や5000番台でも
良いのですな??(笑)。
ライブ前、私は今回が最後の来日と思いましたが、この元気さ・若さです。
もう1回くらい大丈夫!!
・・・この想いを強くして、帰路につきました。
これから、福岡、東京でライブが行われます。
行かれる皆様、素晴らしいライブである事、100%確実です。
どうそ、お楽しみくださいね!!!

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