Geistburg

発作的に。


Alejandro Rojasの手になるB727をANA色に塗ってみた。全日空の727というと、どちらかと言えば（世代的に）モヒカン塗装の印象が強いのであるが、もちろんそれも塗ってある、と言うか、3ヶ月前くらいに塗った。

少し前に、続けて二人の異なるfsxユーザーから動画で使った航空機テクスチャの提供を求められたことがあった。後の方の人（彼には中国東方航空のA333のテクスチャを差し上げた）はデンマーク人のようだが、彼から「アエロフロートはない？」と訊かれて、何となく勢いで作ってみたのがコレ。


アエロフロートは以前から手がけてみたいとは思っていたのだが、機体を斜めに、かつ曲線を描いて横切るタイプの塗装が一番面倒臭いので、放置していた課題だ。が、案ずるより産むが易しと言うか、細かい部分に微妙な異同があるような気もしつつ、とりあえず及第点に仕上がった、と勝手に思う。まぁ、とりあえず件のデンマーク人も気に入ってくれたようだから良しとしよう。

特に深い意図はないまま、暇潰しにリペイントしてみた。


いわゆるキャセイパシフィックの「100機目の機材」記念とされる特別塗装機で、公称は“Progress Hong Kong”である。

先にコイツを撮影したとき以来、どこから数えて100機目なのだろう、とずっと疑問に思っていた。と言うのも、古くはダグラスDC-3を飛ばしていた老舗であり、L-1011だけでも25機保有していた同社にとって、B-LADが100機目の購入機であるはずがないからである。んで、リペイント用の資料探しをしているときに、当時のプレスリリースが残っているのを見つけて謎が解けた。リンク先の末尾に2006年8月末時点でのキャセイの運行機材内訳が掲載されているのだが、これが計100機になっている。つまり、調達と退役で増えたり減ったりしてきた各時点での運行総数が100機に達した、という意味だったようだ。

近所だから、というのもあるが、それ以上に、伊丹空港はいろいろと独特の運用があって面白い。これまでにも幾度となくネタにしてきたが、本作もその1つ。


以下、どうでもいい薀蓄話。