注(2015/3/5追記):2015年2月いっぱいで、本連載で紹介しているGoogleマップにKMLコンテンツを組み込む機能は廃止された。代替手段についてはこちらに書いたので参照されたい。KMLの作り方、については本連載は今なお有効であるが、連載記事中の組み込み地図は敢えて古い形式で放置しているので正しく表示されない。
注(2014/11/18追記):Googleは、2015年の2月で本稿で紹介しているGoogleマップの機能の一部のサポートを終了することを発表した。
ふと思い立って、欧州行脚の都度作るのが恒例になっているGoogleマップを利用した絵地図(たとえば
こんな)の作り方を何回かに分けて書きまとめておくことにする。
直接的には、Facebookで昔お世話になった先輩に作り方を尋ねられて追々フォローしようと思って忘れていたのを思い出したからだが、どちらかというと、多くて年に二度しかやらない作業なので、そのうち自分でもうっかり忘れてしまいそうな気がしてきた、というのが正直なところだ。
筋目正しくは、
Googleが公開しているドキュメントを読むのが正しい、とは思うのだが、本連載では実用性のみを重視し、とりあえずは下記のことの実現だけを目指すことにする。
(1) Weblog等のコンテンツの一部として貼り付けられる絵地図を作る。
(2) 地図上の任意の地点に、任意のアイコンを配置できる。
(3) そのアイコンをクリックすると写真が表示され、必要があれば別コンテンツへのリンクを示すことができる。
(4) 地図上の任意の地点を結んだ線を描くことができる。
(5) 作成した複数の地図を統合することができる。
要するに、ボクがここ数年来やっていること、そのままである。なお、ボク自身の手法は、かつて
真VRM世界征服計画なるプロジェクトを興すに当たって我流に編み出した手法に由来するもので、必ずしもGoogleの推奨するところではないかも知れず、よって、不意にGoogle側の事情で使えなくなってしまう日が来るかも知れないことは諒されたい。
では本題。