二階建てTGVとなるDuplex(デュープレックス)は1995年登場。これに合わせて
シュド=エスト以来、
ユーロスターを除けば継承されてきた鋭角主体の機関車のデザインも、汎欧州的な流行に合わせて曲線主体の流線型に刷新されている。

<TGV Duplex 29155(第278編成)@カルカッソンヌ>
ここでも愉快な形式番号話をしてみたいと思うのだが、
既に見てきたようにTGV機関車に割り当てられる番号は23000番台のシュド=エスト以降、マイナーバージョンアップを兼ねた増備毎に、並行開発された機関車に割り当てられた番台を飛ばしつつ1,000ずつ繰り上がっていったのだが、デュープレックスに至ってついに29000に達してしまった。あ、次がない!!