2014/2/23 | 投稿者: ghost

結論から言うと、悪趣味なエスニックジョークである。


<Belgian vs French @ Saint-Exupery>

少し前から妻がデビッド=スーシェ主演の『名探偵ポワロ』にハマッていて、ポワロと言えば仏語交じりの怪しげな英語を話すキャラクターなのであるが、設定上は彼はベルギー人なのであって、個人的にはこの設定はアガサ=クリスティが「本物のフランス人はこんなこと言わないよ」と突っ込まれることを想定して言い訳したものに違いない、と勘繰っている。

クリックすると元のサイズで表示しますのだが、よくよく考えてみると「じゃぁ、ベルギー人だったら何でもアリなんかい?」という気もするのだが、実際、少なくともフランス人はおかしなフランス語を話すベルギー人、的なジョークを好むようである。極端な例としては仏コメディ映画の傑作(とボクは勝手に思っているのだが)『奇人たちの晩餐会』あたりをご参照いただきたい。作中でのベルギー人(自身は登場しないにもかかわらず)の扱われ方はほとんど国辱モノなのであるが、そこいらから着想を得て作ったのが本作。まぁ、実際にはフランス語はベルギーの第一言語ですらないのだが、エスニックジョークというのはそういうものなのである。

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