2015/5/28 | 投稿者: ghost

まずはブルボン=ランシャンボーから北西へ8Km、サン=プレジールという小さな村の教会。

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<サント=プラシード教会>

サン=ムヌーのように、町の教会堂の献堂対象聖人の名がそのまま町の名前になっている場所は、フランスのみならずヨーロッパ全域に見られるのであるが、当地はそうではないようである。というか、プレジール(plaisir)というのは人名ではなく、英語で言うプレジャー(pleasure)、すなわち“喜び”なのであって、町の名前は“聖なる喜び”ほどの意になる。

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アゴンジュ同様、メンテの労苦が偲ばれる石壁>

直接的には、当地に眼病を癒す奇跡の泉があったことが地名の由来らしいが、上掲教会が創建された11世紀時点では当地は“サント=プラシード”と女性聖者の名で記録されていて、現在の名前に転じるのは15世紀の初頭の話のようだから、おそらくはその時分に、歴史的には実に些細なことながら、村にとっては大きな政変が当地で起こったのだろう。

それはともかく、以降絢爛豪華(?)な教会が続くので、すべてがそうではない、という比較対象として外見がシンプルなものを示してみた。施錠されていて中も見れなかったので、サラッと流して次へ進む。

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