Geistburg

今日もまた芦屋川へ出張って、あっさりとダイビング・カワセミを動画で撮るのに成功してしまったのだが、ちょっと微妙。


その場で見ていたときには狩りに失敗したと思っていたのだが、改めて動画を見てみるとちゃんと獲れていて食べているっぽい。ちゃんと撮れてないのはこっちかよ、と。


冒頭動画でダイビングしたのはメス。上掲のお魚を咥えたオスは、メスが狩りを始める直前までここにいて、丁度メスに場所を譲るような感じになったのだが、以前見たのとは異なり、お魚をメスにプレゼントしようとはしなかった。二人の間に何があったのだろうか、と下衆な勘繰り。


かどうかは知らないが、川底の何かを啄みながらご機嫌に歌う様子が可愛らしかったので、こちらも動画に撮ってみた。

今日はカワセミ・ダイヴを動画で狙いに芦屋川へ行ってきた。結論から言うと目当てのそれには巡り会えなかったのだが、いろいろ面白いものが撮れた。


個人的には初めて捉えたアトリ。ちょっと季節外れだが、渡りに遅れた個体だろうか。スズメに紛れて危うく見逃すところだった。


こちらは存在自体は珍しくはないイソヒヨドリ。何が面白いかと言うと、ウチの近所に限った話かもしれないが、この子は意外に都会っ子で、緑豊かな里山が側にあるにもかかわらず、好んでビルの谷間に暮らしているように見え、上掲写真のようなコンディションで出会うことが極めて稀だから。

オオルリは概ね囀る木が何本か決まっていて、かなり広い範囲に点在してはいるのだが、それさえ見つけてしまえば存外確実にその姿を捉えることができる。


今朝も、いつもの孤木にその姿を求めたら案の定やって来た。勝手な話だが、こう確実に出会えてしまうと、ボクら夫婦の中でのオオルリの価値がややデフレ気味である。それはさておき、今朝はちょっとだけスペシャルなことがあった。


ついつい忘れそうになるが、オオルリ（オス）が美しい歌声を放っているのは、ボクらを楽しませるためではなく、ただただメスを求めて……有り体に言ってしまえば交尾したいがゆえなのであり、逆もまた然りなのであって、かの美声に釣られてかなかなか見ることのないメスのオオルリが同じ木に現れたのだった。

これは！と期待が膨らんだのであるが……うーむ、これもある種のポルノ趣味なのであろうか……お互いに何が気に入らなかったのかカップルは成立しなかったようで、どちらからともなく木を離れて飛び去ってしまった。