偶数AGEの中ボスとなる魔法使い……ゲーム中ではWARLOCKと呼ばれる……を実装した。思いのほかいい感じになったと我ながら思っている。
<魔法使い襲来>
説明不要かとは思うが、こいつは既に登場させていた魔法使いの弟子(紫色のローブを着たキャラクタ)同様に、ドラゴンの火の玉を防ぐ魔方陣を最大6つ(増やそうと思えばまだ増やせる)発生させ、そこから誘導弾を放ってくる。単騎での火力はたいしたことはないが、彼が登場しても地上の王国軍は変わらず攻撃してくるので、その複合がプレイヤーを追い詰める……まぁ、そういう趣向である。
ちなみに、実物はゲーム公開後に各自で確認いただければ、と思うが、彼の登場中に彼からの攻撃であるか否かに関わらずドラゴンが敗北すると、大剣の王子ではなく彼自身がドラコニックスロウン……お忘れかとは思うが、ドラゴン退治よって得られる国王の地位のこと、である……の獲得を宣言し、魔法王になってしまう。これは、WARLOCKという語が、本来古英語で「誓いを破るもの」「裏切り者」「詐欺師」という意味を有していたことを受けてのもので、王位請求者に協力すると見せかけて、実は彼自身が王位を狙っていた、という設定になっている。あぁ、なんて知的で暇人なボクちゃん。
まぁそういう冗談はともかくとして(以下も全部いつものように冗談なのであるが)言葉にしてしまうといかにも安っぽいのであるが、本作の設定・演出は一貫してチープさの中の妙なリアリズム、にこだわっているので、兵隊は自分の命惜しさに逃げ出すし、颯爽と登場した魔法使いは自身の権力欲のためのみに戦うのであって、そこに正義や大義といったものはないのである。
以下、余談になるが(ボクの書くことに余談でないこと、などあるのだろうか?)。