義父母を伴って、日向市の北に隣接する門川町、延岡市へとドライブしてきた。まぁ、親孝行は口実であって真の目的は他にあったのだが、それについては後日改めて触れるとして、トビの話。

<門川の美しい湾>
この美しい海の上を、ひっきりなしにトビが飛び交っている。門川は大きな漁港を擁する漁師町であり、小魚を放り投げて与える人が存外多いのか、トビたちに人間を恐れる様子がまったくない。お陰で、神戸では見れない距離でその姿を楽しむことが出来た。
神戸のトビは遥か上空を飛んでいて、かつ、こちらが望遠レンズを向けるとこれを察知していずこかへ姿を晦ますのだが、門川のトビは、あろうことか眼前にボクらがいるのに無防備に岩場へ着地して見せてくれた。こういう姿を見るのは初めてだ。
が、コレとていいことばかりではないのである。

<とんび注意>
上掲写真は県庁所在地を挟んで県の反対側、日南市へ向かう観光道路、いわゆる堀切峠の道の駅で見かけて面白いので記録したものだが、同地のトビはソフトクリームを贖った観光客を上空から襲うらしい。関西だと箕面の滝のニホンザルが同様の行為で知られるが、よもやトビまでそんなことになっていようとは知らなかった。