Geistburg

我が家のベランダにやってくるスズメが次の世代を連れてくるようになった。


雛は向かって右。親よりもあからさまに恰幅がいいが、これはこの時期、親鳥が子可愛さに餌の大半を子に与えてやせ細るので、相対的にこうなってしまうもの。


ちなみに、我が家のアイドル(?)ニゴー改めユヅくんは無事伴侶を得て目下子育て中、まだ連れては来ないが時間の問題だろう。肝心のチビ助だが、まったく子育てをしている様子がなく、能天気に米だけ喰って去っていく。一番懐いている子だけに飼い主に似るのだろう。

＜＜前回のお話

旅の頭に鵜戸神宮に立ち寄ったことは旅行中に書いた。


十二分に観光地化されている鵜戸神宮について特に語るべきことはない。強いて言えば……


当地は鸕鶿草葺不合尊_{（うがやふきあえずのみこと）}、すなわち神武天皇のお父さんの生誕の地だとばかり思っていたのだが、こういう説もあるらしい。ということは、鵜戸神宮と佐野原聖地は競合するライバル、ということになろうか。まぁ、ぶっちゃけどーでもいい（ぉぃ。

拙稿においては、ウド様と鸕鶿草葺不合尊は本来は別物で、ウの音のつながりだけで習合したものだろう、ということを繰り返し書いてきた。無論これは何らかの考古学的・文献学的知見があって言っているワケではなく、単にボクがそう思っている、というだけの話ではあるのだが、妻の実家のほど近くにある同名の鵜戸神社に、さしたる期待も抱かずに散歩がてら行ってみたら、図らずもボクの思い込みを追認する光景に出食わしたので、それについて書いておきたい。

繰り返し念押ししておくが、これは単にボクというキチガイが、確証バイアスに陥っているだけの話なのであまり真にウケないように。

面白いと言われて悪い気はしないので。コレの話、念のため。