主催者が上のツイートをしてからも特に何も動きはなかったようだが、件の
8BIT ANNUAL DEVコンテストは、ボクがINQ&SUQ vs NIGHTMAREを投じたのみで終わってしまうのだろうか。
ちなみに、ここで彼が話しかけている
@chibiakumas というのは、
MSX Resource Centerのフォーラムにもしばしば顔を出すMSXゲーム開発者で、大阪在住のイギリス人である。ボクは現在神戸市民であるからして、存外ご近所ということになるが面識はない。イギリス出身のMSXユーザー、というのもなかなか珍しいが、彼のメインプラットホームはアムストラッドCPCで、Z80つながりでMSXその他もやる、という人のようだ。
それはさておき。
コンテストの締切を待たずにスペインMATRAが本作を製品化してしまったため、何か妙な展開になってしまったのだが……実のところボク自身はINQ&SUQについては、実装レベルではROMカートリッジ化に耐えるようには作りつつ、MATRAがこれをピックアップするとは思っていなかった……上掲動画冒頭にもソレを使わせてもらっているが、我らがシレリオンが人肌脱いでくれたからには販促に協力しないわけにもいかないので、改めてプレイスルー動画を作ってみた。
perfect play throughと題しているのは、一周目の全NIGHTでPERFECT(NIGHTMAREをINQの射撃のみで=ライフゲージ水色一色で倒す)をやっているからだが、コレは作者を以ってしてもなかなか難しかった。
本作の対ナイトメア戦の得点方式はちょっと凝った造りになっていて、わかり易い撃破時のボーナスから触れると、パーフェクト時の1,600×16=25,600pts.が最高で、以下、SUQに譲る=ライフゲージのピンク色の部分が増えると、
INQの着弾数 | 撃破ボーナス |
---|
13 | 1,600×16=25,600pts. |
12〜11 | 800×16=12,800pts. |
10〜9 | 400×16=6,400pts. |
8〜7 | 200×16=3,200pts. |
というように推移する。加えて、ナイトメアに一発喰らわす毎にも得点があるのだが、これがINQが連続している場合100 > 200 > 400 > 800 > 1,600pts.と一発毎の得点が増えていくので、パーフェクト達成時の得点は計41,500pts.になる。逆に最低得点……INQとSUQが交互に一発ずつ入れた場合……は3,900pts.だから、同じボス敵で10倍強の得点の差が生じることになる。
上掲動画のプレイでは、パーフェクトの維持に注力する余り、それ以外の得点稼ぎ(敵ザコの連続撃墜、最高速度時の夢の獲得も、ナイトメアへの攻撃同様に最大1,600pts.のマルチプルボーナスがある)をやれていないので、一周目終了時点のスコアは30万点ちょっとに留まったが、やろうと思えばもう少しイケるはずだ。
まぁ、そんなことに挑戦する人がいるとも思えないが、参考までに。コレ、結構面白いと思って作ったんだけど、あんまり反応なかったなぁ……@