ヤーリッシュ・ヘルクスハイマー反応。
この難しいキーワードで当院サイトを訪れる人がこの28日間で6人。
私が2年前にこの反応をネットで調べた時は、都筑区泌尿器科医会でも2回講演していただいた先生がかかれたページが上位に出ていました。
いつの間にか私のページが追い越しています。
その先生のサイトは泌尿器科専門医ドクター〇〇のブログ、というタイトル。
医療機関が運営していないサイトと見なされ、Googleが低評価にしたのでしょう。
男性皮膚科を標榜していると、結構多いのが梅毒の硬性下疳。
勤務医時代にはこんなに梅毒は多くなかったので、先輩医師からこれが硬性下疳だ、と教わったことはありません。
講演会などで勉強しますが、スライド写真で勉強できるのは視診のみ。
触診の感触は日々の経験から。
圧痛を伴う硬性下疳もあるんですね。
診察だけでは自信がないので、ペニシリンを処方するときに必ず、ヤーリッシュ・ヘルクスハイマー反応は説明しています。
「もしペニシリンを飲んだ直後に高熱が出たら、梅毒という診断が正しかったのだと思って、飲み続けてください。」
で、ドクター〇〇。
Googleのアルゴリズム変更のことはよくご存知のようで、クリニック名のサイトを立ち上げて、新規記事はそちらに書かれています。
しかも常時SSL化されたサイトです。