2012/5/30

5.30高円寺アローン終了  佐藤豪(ソロ)

2012.5.30高円寺ALONE
「まんが道〜パラレルワールドU」
・HOLD YOUR LAST CHANCE(竹本孝之)〜あすなろう
・まんが道〜あすなろ編〜
・涼子さんの励まし
・君
・神様の恐れ
・まんが道〜地獄編〜
・坂本氏、新漫画党脱退
・失格者
・森安氏、帰郷
・まんが道〜望郷編〜
・バカヤロー
・まんが道


ALONEはレギュラーになってから延々と実験を繰り返してきた。
時たまやる普通な感じはALONEだと新鮮になってしまうくらい。
昨年のアピアでやった組曲的な構成が好評だったので紙芝居を加えたものをやりたいという欲求があった。
同じものに紙芝居だけ足すのは、どうもやりたくない。
紙芝居は強みなのだが、分かりやすくなってしまう。
そうなると楽曲を考え直さなくてはならなくなる。
なのでまんが道と関連性の深い〜立志編〜と中学生日記はカット。割愛も結局は内容が人生の歌なので近いからカット。
被るのは〜あすなろ編〜、〜地獄編〜、本家まんが道の3曲だけに留め、関連性の無い「君」「失格者」をチョイスして〜望郷編〜という新曲を投入。
紙芝居にプラスしてNHKまんが道からの音源を使用したのでその並びでストーリーを構築する事にした。
前回使った音源はOP含め4箇所。今回は6箇所。
使う台詞の順番はタイムラインに沿ってない。そもそもドラマのまんが道は漫画版を更に脚色しているからドラマしか無いシーンもある。

学生時代⇒憧れの手塚先生⇒坂本氏、森安氏が漫画家を辞める⇒藤子にも危機が訪れ漫画家を継続できなくなる⇒テラさんの激励⇒続けて現在がある。

というオレの独自のストーリーを作ってしまった訳。
無論、勝手にやってる事なのでオコガマシイ行為ではあるが「佐藤豪が編集したまんが道」という様相になった。
好きなシーンだけ集めて自分の本を作った…感覚?
コラージュにも近い。
本来、オレのまんが道を語るのなら関連楽曲「だけ」並べたら良いはずなので、その構成はまた何処かで「オレの漫画道」という感じのテーマでやりたい。
前回はトキワ荘記念碑の完成ニュースの音源を入れたりしているのでストーリー性は薄い。
このバランスが分かろうが分からなかろうがオレの中では難しいハードル。

藤子不二雄があってドラマ(出てくる役者)があってオレの楽曲があって…
様々なパラレルワールドが微妙に繋がりながらひとつになってるグチャグチャした感じを出したかった。

「君」はライブデビューする前に作った曲で何回か改良している。
はたたがみでデビューする時も候補にしていた。
「失格者」は荻窪ボクリーで生まれた。あの店はどのライブもタイトルがあって、訳の分からないものもオレなりに解釈して工夫して出ていた。なんせ毎日のように出てたから。
その中でも「ラブソングカフェ」という分かりやすいタイトルの日があってオレが志願してレギュラーになって毎月毎月ラブソングを作っては披露していた。
失格者はそのなかの1曲で本来はラブソングなのでした。
曲が思い出せなくて新たに作ったから半分新曲だけど出だしのテンポがガスバーナーのバンドバージョンくらい速くて腕が着いて行けず、途中から変えてしまったのが悔しい。
「〜望郷編〜」は完全な新曲。最後までコード進行に悩んだ。
「地獄編」はカポを変えて低い箇所で歌ってみたがなんだかシックリ来ない。今までのだと歌えるが高すぎて首絞めたみたいな声になるし…悩みどころだ。

満員状態の会場で5分の4くらいのお客さんが初見だったわけだが終わりと退場する時の拍手の手応えで充分にあったと確信した。
ま、実験のひとつなんで。「V」の構想は既にある。



最後に芝居について。
オレの周りの観た人が落語に例えていたので漫画に例えよう。
究極の漫画表現は「ひとコマ漫画」で、絵画にも通じるが一枚の絵で全て表現してしまう。
全てのストーリーはひとコマで出来る。しかし似合う「尺」がある。
4コマだったり1ページだったり1000ページだったり。
濃度が決まっていたら延ばせば延ばすほど薄くなるのは当然。
見極めが肝心。そういうことだ。

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