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2013/4/8

娘が出会ったおじさん  風来家族


家に帰るとテーブルの上に桜餅の箱が…
なんだこれ?
「K(娘の名)がね〜、知らないおじさんにもらったんだって」
とニョーボ。
娘に話を聞いてみた。

大学の帰り、乗換駅で電車を降り、乗換ホームに向かおうとしたところへ
ベンチに座ったおばあさんに声をかけられた。
「お嬢ちゃん、この電車はどこ行きですかのぅ」
「S町方面へ行きますよ」
「じゃ、乗らないと」
とおばあさんはあわてて娘が乗ってきた電車に乗り込んでいった。
それを見送っていたら電車に乗り込んだおばあさんがかるく手を振ってくれたので
娘もニッコリ手を振りかえしたんだそうな。

さて娘が乗換ホームに歩き出したところで
知らないおじさんに話しかけられた。
「いやぁあんたはいい子やねぇ」
「今どきの子は知らない人に声掛けらても、知らん顔ばっかりしよるねん」
「あんたは素晴らしいわ」

って娘にとってはごく普通のことなんだが・・・

「どや、ジュース奢ったるわ」「遠慮せんとき」
と、そばにあった自動販売機に勝手にお金を放り込んだので
娘もちょうど喉が渇いていたので、素直にジュースを一本奢ってもらった。

それで終わるはずだったんだが
お互いに相手は改札に向かうだろうと思っていたら、同じ乗換ホームのほうへ・・・
(なんだ このおじさんも同じ電車に乗るのかよ^^;)
ジュースを奢ってもらった手前もあり、おじさんに話しかけてみた。

「おじさんはどこに行かれるんですか?」

娘から声をかけられたことに、おじさんはまた感激!!
電車に乗り、おじさんは問わず語りに自分のことを話始めた。

子供たちは独立して、自分は大阪から単身岡山にやってきて
板前として働いているんだとか・・・

で、おじさんは途中の駅で降りてゆき
別れ際に「もらいもんだから」と桜餅の箱をくれたんだそうな。


「なんだかお父さんと同じくらいの歳で、お父さんと話してるみたいだったよっ」
「おじさんはひとりぼっちだったのかなぁ」
娘も思うところがあったようで、
私からは特に意見はしませんでした。
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