髭おぢさんのそぞろＲ記

翌朝、出発の準備をしていると、近くを犬の散歩をさせているおばあさんが通ったので、会釈すると・・・一言「熊が出た・・・」と・・・一瞬、俺の顔を見て熊みたいだからって失礼な！とムカっとしちゃいましたが、冷静に「何処にですか？」と聞き返すと、「熊谷て何処？」と・・・(￣- ￣ ；)

おばあさん、熊谷ナンバーのプレート見て、何処から来たのか訪ねていたのでした。 話し好きのおばあさんで、１０分位世間話をしていましたが、とんだ聞き違いでしたヾ(*≧▽)ノ彡。

この日は、ＵＤＯＮのロケ地(掲載済)に行き、丸亀城(掲載済)に登ってから善通寺へ向います。 丸亀城の天守の開館時間待ちをしていたら、映画「ロードオブザリング」主役のイライジャ・ウッドに良く似た子がやって来ましたw(゜o ゜ )w。


大学生くらいでしょうか・・・ジーパンにスニーカー地味なグレー系の服を着ていた(出るとこ出ていなかった)ので、てっきり男の子かと思っていたら・・・近くで見たら、アイシャドーを塗っています・・・Σ（・。・；）女の子でした・・・口紅もしていなかったし、シャドーに気づかなければ男の子だと思い込んでいたでしょう・・・。

善通寺にやって来ました。

ここには五重塔がありますヽ(゜∀゜ )ノ。

僧侶の見習いさん達が、御経を上げていました（−人−）。


四国学院大学でロケ地巡り(掲載済)をして、校門の正面にあった護国神社に行ってみました。

この護国神社、敷地がかなり広いです(゜Д゜≡゜Д゜)。

田村神社より、この護国神社のが一宮みたいな雰囲気です(≧ｍ≦)。 御参りして御守りを頂きました。

善通寺には乃木将軍の１１師団があったせいでしょう・・・隣に乃木神社もありますが、ここは寂れていて、のら(？)犬が社殿で狛犬のような位置で横になっていました。

見えるでしょうか？


続いて、金刀比羅宮に行きました。 土讃線の琴平駅近くの駐車場にエスカル號を停めて、参道までは５分ちょっとです。



参道の途中で、杖代わりに黒樫の木刀を買いました。 実はエスカル號には護身用にバットが積んであるのですが、バットって結構幅があって場所を取るので木刀に替えたいなぁ・・・って、思っていたんですσ(￣∇￣o)。



杖のおかげではないですが、海猿のように本宮までの８８５段を一気に登り、御守りを頂いたら即座に降りて来ました。 所要時間は、実質３０分位だったでしょうか・・・買物をして駐車場に戻る途中で・・・Σ（￣□￣；）

あの、丸亀城にいたイライジャ・ウッド似の彼女とすれ違ってしまいました・・・これから石段を登るのでしょう・・・電車で移動しているのでしょうか？ 電車の待ち時間とかが大変そうです・・・(^。^;)

うどんも食べまわっていますが、そろそろ飽きてきました。 御昼は前もって調べておいたラーメン屋(記事は別途)に入りました。

観音寺市にある銭形を見る為に、道の駅「ことひき」を目指します。 何故か目的地近くでナビが目標を見失います・・・？？？ この道の駅は指示が不案内で、よくわかりませんでした。 メインの建物付近には駐車場も無いので寄るのを諦めて、見晴台のある丘を登りますε=ε=┏( ・＿・）┛。



丘の上には見晴台と琴弾八幡宮があります。 見晴台の岩場は、おにぎりを頬張るドイツ人旅行者３人に占有されていました。 八幡様はこじんまりしたものでしたが、社務所もあって御守りを頂く事が出来ました。


愛媛県四国中央市に入って、川之江城を目指します。 この辺りは大○製紙の工場が林立しています。 川之江城(掲載済)は休閣日でした。

今日の宿泊地、温泉施設のある道の駅「マイントピア別子」に向います。

この「マイントピア別子(べっし)」は別子銅山のあった跡地で、坑道を利用した観光施設もあるアミューズメントパークになっています。


うどん３杯にラーメンを食べていますので、さほど腹は減っていなかったのですが、このままでは夜中に目が覚めそうです。 レストランで軽く夕食を何か・・・と思ったのですが、目ぼしい物がありません。

風呂上がりにふと見ると軽食が出来るところがあったので、ビールとおつまみに唐揚とおでんを注文しました(￣∇￣*)ゞ。 ここでは「おでん」と表示してありますが、明石辺りでは「関東炊」、鳴門辺りでも「関東煮」と書いてあるのを見かけました。


所変われば・・・で、おでんに「アキレス」と呼ばれるスジが入っていたりします。 また、カラシ以外に白味噌が置いてあって、これをつけるようです。 味は・・・おでんというより、何か煮物を食べているような感じがしました（；￣ー￣A。

網戸を装着して寝ていたのですが、夜半に雨が降ってきたので外して、窓を閉めていたのですが・・・暫くしたら冷え込んできて・・・夏用の寝袋にもぐりこんで丁度良いくらいでした{{{{(+＿+)}}}}寒ううぅ〜。

南北朝期、南朝方伊予の河野氏の砦として土肥義昌が１３３７年（延元二年）鷲尾山に川之江城を築いたのが始まりといわれますw(゜o ゜ )w 。


１３４２年（興国３年）北朝方の細川頼春により落城。 細川氏の領有後、河野氏に返還され妻鳥友春が城主となります。


１５７５年（天正３年）頃、四国平定を推進める土佐の長曽我部氏に抗いきれなかった友春は、河野氏に背いて長曽我部氏に通じます。 これに怒った河野氏は、河上安勝に命じて城を落とさせますが１５８２年（天正１０年）長曽我部氏の再度の攻撃に落城しますΣ┌(_□_┌ )┐。


長宗我部氏は阿波の河野氏を服属させ四国制覇なるかと思われましたが、１５８５年（天正１３年）豊臣秀吉が四国征伐を決行、川之江城は秀吉軍の毛利元就の三男、小早川隆景に囲まれます(゜Д゜≡゜Д゜)。


元親は秀吉には抗えないと判断、降伏を申し出て長宗我部氏は土佐一国のみを安堵されます。 川之江城は、小早川隆景、福島正則等の秀吉の重臣が交互に任じられ、松山城主・加藤嘉明の時期に廃城となりました（ρ＿； ）。


１６３６年（寛永１３年）一柳直家が川之江を拝領し川之江藩が立藩し、城山に城を築こうとするも直家は１６４２年（寛永１９年）病没。 領地没収により幕領となって明治に至ったため、川之江藩はわずか６年の存続となってしまいます（o_ _）oドタッ。

訪れた月曜日は御休みで入閣出来ませんでした（； ＿ ；）。

丸亀の街の中心部、海抜６６ｍの亀山の上に丸亀城はあります( v￣▽￣)。



豊臣秀吉により１５８７年（天正１５年）に讃岐一国を与えられた生駒親正は、播州赤穂から移封し高松城を築いて本城としていたが東讃岐を嫡男一正に譲り、西讃岐を自領とし丸亀城を建てて隠居します。



１６００年（慶長５年）関ケ原の戦に際し本領安泰を望み、父の親正は西軍、子の一正は東軍と父子が東西に分かれて対峙した。

戦後、勝者の一正は讃岐一国を与えられて高松城を居城とし、親正は高野山に閉居します(´Д⊂　えぐえぐ。


武家諸法度似により一国一城が定められたが、当主生駒正俊は城を廃止せず隠匿します。 この後、１６４０年（寛永17年）生駒家は、御家騒動（生駒騒動）により出羽国矢島（秋田県由利本荘市）に改易されます（ρ＿； ）。


翌１６４１年（寛永１８年）西讃岐は、肥後国富岡（熊本県天草郡）より山崎家治が入封して丸亀藩が立藩します。 現存の丸亀城建造物はこの時代に作られたものが大部分だとか(゜Д゜≡゜Д゜)。


山崎家も三代で断絶し、１６５８年（万治元年）播磨国龍野（現・兵庫県たつの市）よりから京極高和が転封します。 その後京極氏は七代、明治維新まで続きました。

具足の展示も豊富ですキタ━━━ヽ(゜∀゜ )ノ━━━!!!!。





天守閣、大手一ノ門、ニノ門、玄関先御門、番所、長屋が現存し、国指定重要文化財となっていますw(゜o ゜ )w。


天守台のある山頂部からは瀬戸中央道や讃岐平野も見渡せて、天気が良ければかなり景色の良いところだと思いますヾ(＠^▽^＠)ノ彡。

キャンペーンに参加して「うどん三昧」でしたが、少し飽きてきました（ーー；）。 御昼時だったので、銭形に向う途中の三豊市で「麺 虎右エ門」に入りました。


店内は、カウンター席のみのようです。 目の前の厨房は片付いているだけでなく、綺麗に磨かれていてとても良い感じがしますw(゜o ゜ )w。 「一杯一杯丁寧に仕上げることを心がけております。 ご提供までに多少時間がかかります」と張り紙があります。

昼は、基本的に中華そばと讃岐ラーメンの２種類のみなので、「讃岐ラーメン（脂入り）」を注文しました。 讃岐ラーメンとは、うどんに使われる粉を加えて打った平打太麺の中華そばで、脂入りの油はダシを取った時に出る肉の油だそうです。


スープは豚骨と地鳥でダシを取っているそうですが透き通っています。 コクはありますが塩味が強くて塩ラーメンのようです。 チャーシュー、メンマ、ねぎが入っています。

麺はうどん用の小麦粉を麺に練りこんであるせいなのか色が白っぽくて、やや柔らかめでしたが食感はありましたヽ(￣▽￣)ノ。

この後もうどん食べる予定があったので大盛りにしませんでしたが、残念な事をしたかもしれません・・・（；￣ー￣A とても美味しかったです。