朝5時半、寒くて目が覚めました。 山間部に位置するものの、さほど標高があるところではありません。 天気が良くないせいなのか、既に秋の気配なのか寝袋が無くて、タオルケット程度では風邪をひきそうです{{{{(+_+)}}}}。
「マイントピア別子」のある新居浜市は私の祖父の実家のある土地でしたが祖父は家を継がず、祖父の弟が継いで私が中学生の頃、夏休みに家族で御世話になったことがあります。 当時の事は覚えていますが、30年以上昔の事です。

住所を頼りに近くまで来ました。 朝早かったので、表から眺めただけですが、当然の事ながら、すっかり変わってしまっていました。 家は建て替えられて綺麗になっていましたし、周囲も面影が残っているものは何もありませんでした( ̄-  ̄ ;)。
曇り空で小雨が降っていたものの、次第に明るくなってきています。 「がんばって・・・」ロケ地の鴨池海岸(掲載済)や今治城(掲載済)等を見て廻った後、道後温泉を目指して山間部に入りました。
直近の鉄腕DUSH!ソーラーカーだん吉の情報が川之江あたりでしたから、遭遇するとすれば今治か松山あたりだと思ってやってきたのですが、残念ながら愛媛から今治までの間では見当たりませんでした(ρ_; )。
道後温泉は聖徳太子も訪れたという日本最古の温泉で、アニメ映画「千と千尋の神隠し」の油屋の雰囲気を伝えているような道後温泉の本館ですヽ( ̄▽ ̄)ノ。
赤いガラスの入った櫓が何とも言えない不思議な雰囲気を醸しだしています。
本館の隣はちょっとした丘になっていて、頂上部の駐車場に続く坂道を登ると「湯神社」、

反対側の階段を下りた左手(西側)には伊佐爾波(いさにわ)神社があります。
松山市街に入り、1922年建造の旧松山藩主久松定謨伯の別邸であった愛媛県美術館分館郷土美術館(萬翠荘)に寄りました。
ここから歩いて10分程で松山城(掲載済)へのロープウェー駅、街中でロケ地を回ってから、更に海岸近く(エスカル號損傷)その他でロケ地を巡って、道の駅「ふたみ」を目指しますε=ε=┏( ・_・)┛。
「ふたみ」の鯛めし、たこ焼き、ジャコ天で晩飯にでもと思っていたのですが・・・

まだ16時過ぎだというのに何となく雰囲気が違います。 売店の人に聞いてみたら、レストランは定休日、その他の施設も今日は「芋煮会」と呼ばれる地域の御祭りで早仕舞なのだとか・・・美味しい物が食べられない宿命を感じます・・・(´Д⊂
幸い道の駅はこの先にもありますので、気を取り直して先に進みます・・・ここで考えていたのは翌日の行程、日本一長い佐田岬半島の攻略です。 先端の佐田岬を目指すのですが、往復だけでかなりの時間を費やします。
明日は天気が悪そうです、曇り空でまだ明るい今日のうちに岬にいけたら大分楽になります。 そう思ったら即座に予定変更です、一気に佐田岬を攻略します。 途中、三崎港迄は道も広かったのですが、急に狭くなってカーブと坂が多くなります。
ガードレールも無いようなところが多く、対向車とのすれ違いはかなり大変そうです。 四苦八苦しながら佐田岬の駐車場に到着しました・・・が、駐車場が封鎖されていて入れません。 入り口付近の案内板を見ると・・・Σ( ̄□ ̄;)
「現在、崩落の恐れがあるため土地の傾斜を調べています。」って・・・ゲッ! Σ┌(_□_┌ )┐何ていうことでしょう・・・海沿いに来るソーラーカーと撮影隊はどうするのだろう? なんて心配になっちゃいます。
幸い、手前の道路の広いところに車を停められましたが、夕刻でもありこの時間にここまで来る物好きはいないでしょう・・・それより、岬の灯台です。 案内板を見ると歩いて片道20分位のようです。ヘ( `Д)ノ イッテクル!!
夕闇が迫っていて、20分の往復では街灯も無い道の途中で暗闇に包まれるでしょう。 懐中電灯を・・・と、思いつく前に灯台目指して早足で進み始めていました。 灯台までは背の低い木がトンネルのようになっている部分を抜けて、坂道を下って登る必要があります。
10分も経っていないでしょうか・・・灯台が見えました。

既に光が遠く海上を照らしています。 灯台下の展望台からは、海の向こうに街の明かりが見えて、恐らくは別府の明かりだろうと思われますw(゜o ゜ )w。

デジカメでは大分明るく見えますが、ほとんど真っ暗でした。
綺麗でしたが余韻に浸ってはいられません。 既に闇が周りを包んで、足元すらはっきりしなくなりつつあります。 写真を何枚か撮ったら、踵を返して来た道を勢い良く戻りますヽ(`皿´)ノ。
閉鎖されている駐車場前に戻ってきたときには夕闇ではなく、すっかり夜になっていました。 時計を見ると・・・同じ場所を出発してから20分が経過していました。
さて、佐田岬は攻略しましたが、もうひとつの難題が・・・来た時に苦労した狭い道を半島の根元近くにある道の駅まで戻り、レストランのラストオーダーに間に合わないと今晩はメシ抜きになります(((( ;゜Д゜)))。
既に道の輪郭は暗闇の中、ライトを上向きにして一路道の駅「瀬戸農業公園」に向います。 曲がりくねった細い道をラリーのように走りながら、横幅のない軽の有難みを感じます。 道幅の広い三崎港に戻ってきたときにはホッとしました・・・
19:45「瀬戸農業公園」到着・・・他に一組しかいないレストランに飛び込んで、ここの名物「釜あげじゃこてん定食」を注文しましたヽ(゜∀゜ )ノ。

晩飯にありつけた嬉しさのが上回って、味は・・・まぁ、こんなもんでしょ・・・って感じでしたが・・・雨と風邪が強くなってきたので、今日はここに泊まります。

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